代謝アップにもつながる 股関節をやわらかくするポーズ3選

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「股関節の詰まり」と聞いてピンとこない人も多いのではないでしょうか。

「股関節の詰まり」とは長時間座っている人に多く、股関節周りの筋肉が縮んで硬くなっている状態を指します。ときには違和感を感じることもあり、私たちのからだにさまざまなデメリットをもたらすといわれています。

そこで今回は、股関節の詰まりや硬さが気になる人におすすめのヨガポーズをご紹介します。寝ながらできるものもあるので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。

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1.デスクワークが多い人や運動不足の人は「股関節の詰まり」に注意!

股関節の詰まりによる最大のデメリットは「代謝が悪くなる」ことだと考えられます。

股関節はからだ全体を支える重要な役割を担っています。その股関節周りの筋力が低下すると血流が悪くなり、からだが冷えやすくなる、疲れが取りにくくなり太りやすく痩せにくいからだになる可能性が高くなります。

逆に股関節まわりを柔らかくする、柔軟にすることで代謝がアップするなどといわれています。(※1)

2.股関節の詰まりを解消する簡単ヨガポーズ3選

股関節の詰まりを解消するためには、股関節周りの筋肉だけでなく、実はお尻の筋肉をほぐすことも大切だといわれています。今回は股関節が硬くてもできるヨガポーズをご紹介します。

2‐1.仰向けのがっせきのポーズ

画像:高橋かなこ

(1) 仰向けになり、左右の足裏同士をくっつける。
(2) かかとをお尻の方に引き寄せる。

腰が浮く場合は、太ももの下にタオルなどをはさんでみましょう。

2‐2.前屈(片足前屈)

画像:高橋かなこ

(1) 脚を伸ばして座る。片方の脚は曲げ、足裏を内側に向ける。
(2) 背中が丸まらないように、ゆっくりと上半身を倒せるところまで倒す。
(3) 反対の脚でも同様に行う。

伸ばしている脚のかかとは前に押し出します。背中が丸まってしまう場合は伸ばしている脚のひざを曲げて調整しましょう。

2‐3.鳩のポーズ

画像:高橋かなこ

画像:高橋かなこ

(1) 座った姿勢で片方の脚を前に出す。前に出した脚はひざを曲げて、反対の脚は後ろに伸ばす。
(2) おへそは前に向けて、骨盤が左右に倒れないように保つ。
(3) 息を吐きながらゆっくりからだを前に倒す。
(4) 反対の脚でも同様に行う。

前に出している方のお尻が浮く場合は、ブランケットやブロックを挟みましょう。

3.運動不足による肥満や体調不良が気になるときは漢方もおすすめ(情報提供:あんしん漢方)

運動不足による肥満の改善には、漢方薬の活用がおすすめです。肥満の治療に使われている漢方薬はいくつもあり、実績も出ています。

肥満対策には、

・血流をよくして基礎代謝を上げる
・余分な脂肪の吸収を抑える
・脂肪の燃焼を促す
・余分な脂肪を便と一緒に排出する
・水分の循環をよくして水太りを改善する
・自律神経を整えて、ストレス過食を抑える

などの働きをもつ漢方薬から体質に合わせて選び、根本改善を目指します。

漢方薬は根本からの改善を得意としているので、太りにくく痩せやすい体質を手に入れることもできます。

また、漢方は自然由来のものでできているので、副作用が少ないといわれています。不調の根本解消を目指せるので、運動不足による体調不良などに悩んでいる人にもおすすめです。

<運動不足による肥満などにおすすめの漢方薬>

・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん):おなか周りに脂肪がつきやすく、便秘がちの人におすすめです。
血流や水分代謝を促して、体内にたまった不要物を便とともに排出します。また、脂肪代謝を促しておなか周りの脂肪を分解・燃焼するほか、脂質の吸収を抑制して肥満症に働きかけます。(※2)

・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう):疲れやすく、汗をかきやすい人におすすめです。
水分代謝をよくして余分な水を取り除き、水太りやむくみに働きかけます。(※3)

しかし、初心者の方は、購入方法や副作用など不安なことも多いでしょう。そんな人は、インターネット相談窓口がある「あんしん漢方」のようなサービスを利用してみるのもおすすめです。

●あんしん漢方


4.股関節を動かして健康的なからだを手に入れよう

股関節周りの筋肉を柔軟にして強くすると、見た目だけでなく、疲労などの解消も期待できます。

漢方を掛け合わせて健康的なからだをキープしていきましょう。

(※1)西川勇麻『図解で納得!:股関節調整でみるみる見た目を変えるズボラメソッド』
(※2)くすりのしおり「ツムラ防風通聖散エキス顆粒(医療用)」くすりの適正使用協議会
(※3)くすりのしおり「ツムラ防已黄耆湯エキス顆粒(医療用)」くすりの適正使用協議会

[文:あんしん漢方]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

<この記事を書いた人>ヨガインストラクター・ライター 高橋かなこ

2021年よりRYT200(全米ヨガアライアンス認定)修了インストラクターとしてオンラインを中心に幅広い年齢層へのヨガレッスンを担当。企業での事務経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン組み立てを得意とする。
自身のダイエット成功経験から、美しい体を作るためには食の大切さや思考も大切だと痛感。同じように悩む人に向けて精力的にメディアでの情報発信を行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

<漢方監修>薬剤師 木村 英子

臨床検査技師/Vedic Healer Ayurved basic course 修了
検疫所、病院にて公衆衛生・感染症現場を経験した後、インドでアーユルヴェーダに出会う
現在はAIを活用し、お手頃価格で漢方を自宅に届けてくれるあんしん漢方にて活躍中