ヤマハ×ホンダ 新型「小型低速EVコンセプト」発表 2人乗りで交換バッテリーパック式
2人乗りEVに「充電待ち無し」の交換バッテリー式が誕生する!?
ホンダ製バッテリーパックを使用
ヤマハが展示会に出展予定の「YAMAHA MOTOR PLATFORM CONCEPT」(画像:ヤマハ発動機)。
ヤマハ発動機は2023年3月8日(水)、新たな1〜2人乗りパーソナル低速モビリティの汎用プラットフォームコンセプト「YAMAHA MOTOR PLATFORM CONCEPT」を発表。15日から開かれる「第13回国際スマートグリッドEXPO 春」に、ホンダのブースで展示が行われます。
ヤマハが開発するこのモビリティは、パワーユニットはヤマハ製で、電源はホンダのバッテリーパック「Honda Mobile Power Pack e:」を採用しています。
このバッテリーパックは着脱式可搬バッテリーとして、電動バイクや小型モビリティに導入済み。「バッテリーが減ってきたら充電」という従来の電動モビリティは充電時間がネックになっていましたが、バッテリーパック交換式にすることで、車両をシームレスに使用し続けることが可能になるのがメリットです。
ホンダは法人向けビジネス用スクーターなどでサービスを展開。街にあるステーションで満タンバッテリーと交換するシステムで、「GYRO e:」など複数のモビリティが使用されています。
それにヤマハのモビリティが参入を発表した形です。今回発表されたプラットフォームをベースとして、多様な低速モビリティへ展開したいとし、まずは実現性やビジネスの可能性を調査していくとしています。