いちご王国栃木が誇る「とちおとめ」を使ったジュースが7日から販売されることになり、このほどお披露目されました。

 とちおとめを使った果汁20%のジュース「栃木とちおとめ苺」は、JA全農と駅中の飲食店などを手掛けるJR東日本のグループ会社であるJR東日本クロスステーションが特産品を使った商品として1年をかけて開発しました。昨シーズン、県内全域でとれた加工用のとちおとめを使用しています。

 3月1日、JR東日本やJA全農から7人が栃木県庁を訪れ、福田富一知事に商品をアピールしました。ジュースを飲んだ知事は「栃木のイチゴのファンが増えて消費拡大につながればありがたい」と期待を寄せました。

 商品は、ボトルのキャップを開けるとイチゴの香りが広がり、甘みと酸味のバランスが良くさっぱりとした味わいが特徴だということです。

 24万本限定で首都圏を中心にJR東日本管内の駅にある自動販売機で販売されます。JR宇都宮駅では、このジュースのみを販売する専用の自動販売機が登場します。