一足早く春の彩りを楽しんでもらおうと、日光市の道の駅に色鮮やかなボタンが展示された室内庭園が設置され訪れた人たちを楽しませています。

 道の駅日光「日光街道ニコニコ本陣」のホールに、赤やピンクなど色とりどりのボタンが展示されています。花が少ない冬の時期に温度を管理して花を咲かせる特殊な方法で育てたボタンを一堂に集めて、一足早い春を感じてもらおうと、今市牡丹愛好会が企画したもので今年で11回目です。

 今年のテーマは「早春の日光」で、会場にはボタンの国内有数の産地・島根県松江市から取り寄せたおよそ75種類250鉢が並んでいます。

 黄色の大輪の「黄冠」やオレンジ色をした新品種「トリビュート」、紫色で大輪の花を咲かせる「写楽」などが人気になっています。

 また、今回は大河ドラマの放送に合わせ、日光市在住の画家、香川大介さんと県内の高校生、生海咲実さんと星美紗希さんの家康をモチーフにした絵が展示されているほか、香川さんが会場でボタンの絵を描く姿が見学できます。