「路面で太陽光発電」国が技術公募へ 全国122万kmに導入目標 道路施設の電気まかなう
ついに道路にもソーラーパネルの時代が!?
2025年までに技術検討を行う予定
道路にもソーラーパネルの時代が(画像:写真AC)。
国土交通省は2023年3月6日(月)、道路の路面で太陽光発電が実現できるかどうかを検討していくため、技術公募を行うと発表しました。
これは、2022年3月に道路局が取りまとめた「令和4年度新技術導入促進計画(案)」の中で新規取り組みとして挙げられたうちのひとつ。フランスやオランダなどでも実証導入が進められており、同案では2050年のカーボンニュートラル目標に向けて、全国約122万kmの道路に導入し、道路管理用の電力を賄っていきたいとしています。
実現するためには、大型車の荷重に耐えられ、災害にも強く、道路管理に十分な電力が得られ、低コストで維持管理でき、破損時の修繕も容易であるなどの技術が求められるとしています。
技術公募は開発者である個人もしくは民間企業が対象で、4月末まで受付されます。
今後、2023年度中に検証技術の選定が行われ、2024年度までに性能試験、それから現場での実用化というスケジュールで進められる予定です。