札幌の「開かずの踏切」廃止へ あわせてJR北側に連絡通が新規開通
歩行者自転車道として自由通路も利用できます。
いよいよ全通「苗穂駅連絡通」
「開かずの踏切」である東9丁目踏切(画像:札幌市まちづくり政策局)。
JR苗穂駅(札幌市中央区)西側にある東9丁目踏切が、2023年3月23日(木)15時に廃止されます。ここはJR函館本線を横断する踏切で、交通量が多いにもかかわらずピーク時は1時間あたり最大42分間遮断する「開かずの踏切」でした。
なお代替路として、踏切廃止1週間前の3月16日(木)午前11時に、函館本線の北側を通る「7・4・40号 苗穂駅連絡通」が全通します。延長は約1.6km、幅員は16m(うち車道9m)です。連絡通は2013(平成25)年度から順次整備が進められており、このたび篠路通の西側250mが開通することで全通となります。
事業費は約96億円です。なお函館本線をまたぐ南北移動には、空中歩廊や苗穂駅の歩行者自転車道も利用できます。