国道1号バイパス「静岡空港直結」へ準備万端! 菊川IC3月改良 “南への快走路”接続へ向け
静岡の“胸骨”的な道路がきます!
国道1号バイパスから静岡空港、御前崎まで直結だ!
国土交通省 浜松河川国道事務所は2023年3月3日、国道1号「島田金谷バイパス」菊川ICを3月27日にフルインター化すると発表しました。これまで静岡方面の出入口のみでしたが、浜松方面の出入口が加わります。
フルインターとなる国道1号バイパス菊川IC(画像:浜松河川国道事務所)。
この事業の目的のひとつが、「静岡空港へのアクセス強化」です。菊川ICには、静岡空港方面や、静岡県の南端にあたる御前崎方面へ延びる「金谷御前崎連絡道路」が接続する予定。この道路の北端は現在、静岡空港へのアクセス道路(細江金谷線)が接続する倉沢ICまでですが、菊川ICまでの延伸工事が進んでおり、2024年度に開通見込みとなっています。
静岡空港のアクセスは約9割が自家用車となっており、うち半数が国道1号利用だそうです。掛川など静岡中西部から空港への所要時間は、菊川ICのフル化と金谷御前崎連絡道路の接続で大幅に短縮されるといいます。
さらに国道1号島田金谷バイパスでは、大井川周辺の渋滞を解消するため4車線化も進んでいます。浜松河川国道事務所は、これら施策で陸・海・空の交通ネットワーク強化を図るとしています。