掲載:THE FIRST TIMES

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■ENHYPEN、超特急、ONE N’ ONLY、OnlyOneOf、岩橋玄樹、LIL LEAGUE、BLANK2Y、Weeeklyが豪華競演!

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韓国を中心にアジアで、世界を眺望し飛躍するアーティストが一堂に会する『KROSS vol.2』が、2月25日・26日に有明アリーナにて開催された。
■LIL LEAGUE
まずイベントのオープニングアクトを飾ったのは、LIL LEAGUE。応募者数約4万8,000人、LDH史上最大規模のオーディション『iCONZ(アイコンゼット)~Dreams For Children~』男性部門でグランプリを獲得した6人組が登場した。

1曲目は、デビュー前にリリースし、MVが異例の1,300万再生を突破している楽曲「RollahCoaster」。「僕たちと一緒に最高の思い出を作っていきましょう!」(岡尾真虎)の声かけによって大きな歓声があがるなか、全員で力強いダンスパフォーマンスを展開。

最後に披露した曲は、メジャーデビューシングルである「Hunter」。全員で肩を組み、円陣になって、フレッシュな笑顔はじけるパフォーマンスで観客を楽しませた。そして「気になってくれた人いたらSNSチェックお願いします! また会いましょう! 有難うございました」(山田晃大)と花道で客席全体に大きく手を振りながら、会場を後にした。

■BLANK2Y
続けて、激しいBGMに合わせてステージに登場したのはBLANK2Y。メンバーたちが登場すると、情熱を呼び起こしてくれる「FUEGO(Burn it up)」をオープニングで披露。心の中の奥底に存在するBLANK(空白)を、隠されていた情熱で満たし、恐怖に勝ち抜くことができるように助けたいというメッセージを力強いメロディに乗せ、一糸乱れぬ迫力あるダンスで観客を魅了した。

「有明アリーナ、盛り上がってますか??」と笑顔で会場にいるファンへ声かけしたのは、このグループで唯一の日本人であるMIKEY。「次の曲は、明るくて、清涼飲料水のような清らかな曲です。皆さん盛り上がる準備はできていますか?」とさらに場内を煽り、「じゃあ行ってみましょう! Let’s Go!」という合図で披露されたのは、K2YWE(ファンの呼称)へのトキメキを表現した「Touch」。ファンを魅了するセクシーな振り付けや、曲の終盤でみせる重低音ボイス“Touch”が、会場に響き渡る。

そして『K2Y II:PASSION [FUEGO]』収録曲「I Wish」と続けて熱唱。激しいパフォーマンスで観客を魅了したMIKEYは「今、すごく汗が流れているんですけど、これは情熱が体の中から流れてきているからですね?」と、すかさず呼びかけると、会場からは大きな拍手が。

「僕たちのステージを観たファンの皆さんが、眠る前に僕たちのことを思い出してくれたらうれしい」とソダムが、この日のために覚えた日本語でささやくと、この日いちばんの歓声が沸き起こった。そしてファンへサイン入りのボールを配ったあとは、「FUEGO(Fearless)」に続き、「以上、BLANK2Yでした! 愛しているよ~!」と場内にいるすべてのファンへ届くように、最後の最後まで手を振っていた。

■ONE N’ ONLY
続けて登場したONE N‘ ONLYは、カラフルなコートに身を包み、アップテンポな曲「Category」でパフォーマンスをスタート。2曲目ではコートを脱ぎ捨て、衣装を黒いセットアップにチェンジ。2曲目も、アップテンポな曲調のなか軽快にラップを奏で、観ている人が体を動かさずにはいられないダンストラック「YOUNG BLOOD」を披露。3曲目の「Dark Knight」が終了すると、「皆さん楽しんでいますか? 盛り上がっていますか~!?」というHAYATOの声が会場全体に響きわたると、「国とかジャンルとか関係なくクロスするこのイベントに呼んでいただき、ありがとうございます! この時間は、皆さん全員がSWAG(ファンの呼称)になった気持ちで楽しんでほしいと思います!」とNAOYAも続き、会場もいっそうの盛り上がりをみせる。

そして、3月に発売される4枚目のシングルでもあり、映画『バトルキング!!-We’ll rise again-』の主題歌にもなった「We’ll rise again」、爽やかな曲調が特徴の「StepUp」と続くと、タオルを振るパフォーマンスにファンも応え、会場に一体感が生まれていた。

そしてセクシーな曲調でスタンドマイクパフォーマンスを魅せた「QUEEN」から、最後の「My Love」が始まると、今までの勢いのあるアップテンポな曲調から一転し、優しい歌声を会場に響かせた。合計7曲を歌い上げたONE N’ ONLY。「皆さん、今日はありがとうございました~!」とメンバー同士でハートの形を作りながら、会場のファンたちに愛を伝えていた。

■OnlyOneOf
4番目に登場したOnlyOneOfは、腹筋が見えるセクシーな衣装で「chrOmearts」をパフォーマンス。力強いダンスと多彩なフォーメーションチェンジで一気にファンの心を掴み、「gaslighting」と2曲続けて披露。MCトークでは、メンバーたちは観客の多さに驚きながら、「皆さん、天使ですね~!」とNineは爽やかな笑顔を見せる。そして「OnlyOneOfの…ラーメンつけ麺僕イケメンのKBです!!」(KB)「生ビール大好き!!」(JunJi)など、印象的なキャッチフレーズと共に自己紹介すると、各メンバーの挨拶に毎回全員で笑顔で反応。グループの仲の良さが感じられる場面だ。また、サインボールを客席に投げ込むサプライズ演出では、「大丈夫?」「気をつけて受け取ってね?」とファンを優しく気遣う一面も。

続けて「libidO」「dOramaar」をJapanese Ver.で披露し、ピンクの照明のなかでメンバー同士が絡み合いながら、ロープを使った色気漂うダンスで観客を魅了した。楽曲を披露し終えたあと、このダンスについてYooJungは「芸術性を追求したダンスでしたが、いかがでしたか?」とコメント。そして「本当に忘れられない思い出を、僕たちにプレゼントしてくれてありがとう。愛してます」(JunJi)、「僕たちのステージを楽しんでくれた皆さんの姿を見て幸せな気持ちでパフォーマンスができました。これから僕たちをたくさん応援してください!」(Nine)と微笑むと、会場中から割れんばかりの拍手が起こった。

最後の「氷と炎の歌」では、メンバー全員がステージの全方面に向かって、赤い照明と炎の演出が印象的な大迫力のパフォーマンス! 「また会いましょう~!」「夢で逢いましょう~!」とメンバーたちは甘いセリフを残し、ステージを後にした。

■Weeekly
5組目は、KROSS初のガールズグループであり、日本では初パフォーマンスとなったWeeekly。“毎日新しく特別な一週間をお届けする”がキャッチフレーズで、「DaileeeなしではWeeeklyが存在できない」「毎日(Daileee)がウィークリー(Weeekly)を完成させる」という想いから、公式ファンクラブは「Daileee」と名付けられている。

メンバーたちは弾けるような笑顔で、ピンク・白・黒をあしらった、統一された衣装を身にまとって登場。まずはじめに、曲冒頭の「アーユーレディ?」の掛け声から、キュートな振り付けにポップな曲調が特徴の「Hello」。曲の最後には、全員で「東京~! ハロ~!」と大勢の観客に向けて挨拶した。続けて、「Tag Me (@Me)」「Check It Out」を、陽気でアップテンポな音楽に合わせ、様々なフォーメーションで披露。そして3曲目が終わると、MCからライブや日本の印象を尋ねた。

「私たち日本の皆さんとほんとに会いたかったです。360度、周りにいる皆さんと一緒にできてとても楽しいです!」(LeeSoojin)
「食べてみたい料理がたくさんあります! ずっと日本に来たかったんです。ラーメンや、たこ焼き! そして今回、日本に着いてすぐ、すき焼きを食べました~!」(ParkSoeun)
「覚えた日本語は、“すきぴ” “いくらですか”“今日来ていただいて有難うございます”です! 皆さん、ありがうございまーす! そして私、東京タワーに行ってみたいです!」(Zoa)
「私は、ドン・キホーテに行っていろいろと買い物してみたい! “東京ばな奈”とか、日本には美味しいおやつがたくさんありますね!」(LeeJaehee)

と、初めての日本でのパフォーマンスを心待ちにしていた様子。

そしてここで米津玄師「Lemon」をカバーで熱唱。とても流暢な日本語で歌い上げたWeeeklyたちへ、会場からは温かい拍手が送られた。続けて「Holiday Party」を歌い終わると、「(Lemonは)歌詞を表現するのが難しかったですが、皆さまに喜んでいただきたいと一生懸命練習しました!」(Monday)と満足そうに微笑んだ。そして最後にサイン入りボールがファンへプレゼントしたメンバーたちは、「After School」をスケートボードに乗りながら、颯爽とパフォーマンスした。

■岩橋玄樹
岩橋玄樹は、「こんにちは、岩橋玄樹です! 今日は盛り上がっていきましょう!」という声と共に、カラフルなベストとパンツのセットアップの衣装に身を包み登場。「How To Love Yourself」「自分自身を愛することの大切さ、そして自分自身を大切にして生きていこう」との想いが込められている1stアルバム『How To Love』に収録されている曲を中心に披露した。

まず最初に3曲、海外の作曲家を多く迎え、岩橋が日本と米ロサンゼルスを行き来しながら制作した1stアルバムの表題曲でもある「How To Love」、力強い曲調で炎の演出とレーザーが合わさり激しい演出となった「SUMMERTIME」、そして「げんきコールお願いします!」と、自身の名前のイニシャル使って「G・E・N・K・I」を続けて披露。

そして「Smile」のしっとりとした曲調で観客を惹きこむと、続けて披露した明るいアップテンポの曲「PAJAMA PARTY」では、雰囲気が一変。かわいい振り付けやコールアンドレスポンスなどで会場中を盛り上げていく。興奮冷めやらないなか、ファンに向かって放った「大好きです~」のひと言で、さらなる盛り上がりを見せた。

6曲目、「SUSPICIOUS GIRL」を歌った岩橋は、この有明アリーナで、ファンによる声出しOKのなかでパフォーマンスできたことに感慨深かった様子。「皆さんの前で、歌ったり踊ったりできて幸せです。来てくれて本当にありがとう。たくさんのお客さんの前で楽曲を披露するのが久々で緊張していますが、素晴らしい皆さんと僕の歌を共有できるのが幸せです。Fairyの皆さん、これからも応援お願いします!」と、会場全体を見渡しながら感謝を伝え、本日のパフォーマンスの締めくくりとして「Fortune Lady」を披露。最後に「ありがとうございましたー!」と深く一礼すると、「アイラブユー」という言葉を残し、ステージをあとにした。

■ENHYPEN
トリを務めたのは、ENHYPEN。会場のスクリーンにアーティスト名が浮かび上がると、一気に会場の盛り上がりが最高潮に。1曲目は、人気曲「Drunk-Dazed[JapaneseVer.]」を披露。息の揃った勢いのある歌とダンスパフォーマンスと炎の演出に会場が熱気に包まれた。

1曲目が終わると、元気よくメンバーが手を振りながら、「こんばんは! ENHYPENです!」と、観客へひと言ずつ挨拶するたびに、会場から歓声が巻き起こった。

「皆さん1曲目はどうでしたか? 会場の皆さんがとても熱いので僕たちもとても熱くパフォーマンスできました」(JUNGWON)
「僕たちのパフォーマンスはかっこよかったですか? 皆さんの声援のお陰でとてもリラックスできましたし、このあとも上手くできそうです!」(HEESEUNG)

と続けて、1曲目の感想と今日のライブへの意気込みを語った。さらに、

「(今日は声出しが可能なので)みんなの声を集めて、エネルギーチェックをしてみましょう!」(JUNGWON)
「メイクサムノ~イズ!」(JAY・NI-KI)

と、大きな声で会場の観客に呼びかけると、たちまち会場中から熱い声援が送られた。

続けて歌われたのは、この日のために用意された「Let Me In (20 CUBE) [Japanese Ver.]」。レゲエジャンルにヒップホップの要素を加えた軽快な曲に、メンバーのダンスに合わせて会場もリズミカルに揺れる。そして3曲目は、日本オリジナル曲の「Make the change」を披露。明るくポジティブな歌と共にメンバーが360度、観客とアイコンタクトをとりながら笑顔でパフォーマンス。4曲目の「Go Big or Go Home」では、EDMジャンルの曲調に合わせた一糸乱れぬダンスが繰り広げられ、後半の激しいブレイクダンスパートでは、紙吹雪の演出に合わせて会場が熱気に包まれた。

MCトークでは、日本デビューからわずか 1 年半で京セラドームでの初ドーム公演達成の快挙を成し遂げ、今飛ぶ鳥を落とす勢いのENHYPENのあらたな一面を知る「徹底討論! ENHYPENのありなしトーク!」というコーナーも。このトークはメンバーがMCの質問に対して、ありだと思ったら○、なしだと思ったら×の札を上げるルールで実施。

最初のテーマは「寝るときに部屋を真っ暗にしないで寝る」に対して、JAY以外のメンバーは悩むこともなく×の札を上げた。ひとりだけ○を上げたJAYは、「JAYさん、(真っ暗だと)怖いんですか?」と他メンバーに聞かれると、「全然ちがーう!!」と慌てて返答。会場が笑顔に包まれた。

その後もトークは盛り上がり、最後の「目玉焼きにケチャップをかけて食べる」の質問に対して、JUNGWON、HEESEUNG、JAKE、SUNOO、NI-KIは○を、JAYが×、SUNGHOONはどちらでもないと回答。SUNOOが「小さい頃によくケチャップをつけて食べました。最近は塩をつけます!」とコメントすると、「皆さんはどのように食べますか?」とHEESEUNGが逆に会場にいる観客へ問いかけるなど楽しい交流の時間となった。

5曲目は和やかだったトーク時の雰囲気とは一変、夢幻的な雰囲気とダンスが特徴的な「FEVER」。そしてメンバーのJAKEも作詞・作曲に関わった「SHOUTOUT」は、力強く叫ぶ歌声が会場に轟き、ファンの心を熱く強く揺さぶった。

■超特急
26日のみの出演となったのは、超特急。超特急ワールドの開始を告げる電車の発車ベルの音が鳴り響き、疾走感を煽るイントロから続けて披露された1曲目は、2022年12月に発表した配信限定シングル「NEW WORLD」。軽快なEDMサウンドでエネルギッシュなステージを見せると、コミカルなダンスと歌詞が楽しいパーティーソング「BakaBakka」や、爽やかPOPなメロディと一緒に踊りたくなるダンス、そしてくるくる変わるメンバーの表情に思わず笑顔になってしまう「My Buddy」まで3曲連続で披露。

MCでは「この時間だけでも8号車(超特急のファンの名称)として楽しんでください!」(リョウガ)「どれくらい元気か確認させてください!」(カイ)など、観客とコミュニケーションを取りながら会場の雰囲気を盛り上げた。

「好きな人の事を想い浮かべながら聴いてください」(ユーキ)という言葉どおりのラブソングで、タカシとシューヤの甘い歌声が響いた「Sweet Bell」に続いては、しっとりとした雰囲気から一変、一緒に踊ったらとにかく盛り上がること間違いなしの元気ソング「超えてアバンチュール」、ラストの「Burn!」では、観客を巻き込む素晴らしいパフォーマンスで心をひとつにしながら、会場をくまなく回りサインボールをプレゼントする時間も。

すべてのパフォーマンスがパワフルで、エナジーに溢れ、観客を全力で楽しませたい! という気持ちが伝わってくるステージだった。

<セットリスト>
■LILLEAGUE
M1 RollahCoaster
M2 MYPRAYER
M3 24karatsTRIBEOFGOLD
M4 Hunter

■BLANK2Y
M1 introFUEGO(Burnitup)
M2 FUEGO(Burnitup)
M3 Touch
M4 IWish
M5 FUEGO(Fearless)

■ONE N‘ ONLY※25日(土)のみ参加
M1 Category
M2 YOUNGBLOOD
M3 DarkKnight
M4 We’llriseagain
M5 Stepup
M6 QUEEN
M7 MyLove

■OnlyOneof
M1 chrOmearts
M2 gaslighting
M3 libidO(Japanesever.)
M4 dOramaar(Japanesever.)
M5 氷と炎の歌

■Weeekly
M1 Hello
M2 Tagme(@Me)
M3 CheckItOut
M4 Lemon(Cover.)
M5 HolidayParty
M6 AfterSchool

■岩橋玄樹
M1 HowToLove
M2 SUMMERTIME
M3 G・E・N・K・I
M4 Smile
M5 PAJAMAPARTY
M6 SUSPICIOUSGIRL
M7 FortuneLady

■ENHYPEN
M1 Drunk-Dazed (Japanese ver)
M2 Let Me In(Japanese ver)
M3 Make the change
M4 Go Big or Go Home
M5 FEVER
M6 SHOUT OUT

■超特急※26日(日)のみ参加
M1 NEW WORLD
M2 BakaBakka
M3 My Buddy
M4 Sweet Bell
M5 越えてアヴァンチュール
M6 Burn!

『KROSS vol.2』イベントサイト
http://kross-live.jp/vol2/