全国「牡蠣ー1GP」 プレイベント開催 「世界に出るかきを!」 広島
全国のかきを集めナンバーワンを決める「全国牡蠣ー1グランプリ」のプレイベントがで広島市内で行われました。
広島市中央卸売市場の中にある広島魚市場で開かれた全国牡蠣ー1グランプリのプレイベントは日本のかき産業を盛り上げることを目的に企画されました。
広島の他からも三重県や千葉県・兵庫県など全国から9つの生産者が集まりました。
審査の基準は「味」のみ。審査員は各地域から持ち込まれた生食部門と加熱部門の2種類のかきを食べ審査をします。
岡山県から参加した藤井さんは離島で生育し、雑味がないことが特徴だという地元のブランド牡蠣「喜多嬉かき」で臨みます。
岡山・勇和水産 藤井和平代表「自分のかきがどこら辺にいるのかとか産地産地で特徴があっていいと思ってて、それぞれ味も違っていいと思ってるけど、そういった現状把握ができるのはすごく楽しみです」
果たして最優秀賞はどの生産者が受賞するのでしょうか?
「最優秀賞、佐賀県勇栄丸さまでございます」
佐賀・勇栄丸 大鋸勇哉さん「うれしいですね、素直にあと驚きと。これで負けたらしょうがないぐらいのかきを今回選んできましたので、あと好みもありますからたまたま審査員の好みにあったのかなというのもあります」
さらにかきを蒸した加熱部門は長崎県の生産者が最優秀賞を受賞し、九州勢のトップ独占でプレイベントは幕を閉じました。
全国牡蠣ー1グランプリ主催者 門林一人さん「世界に出るかきを作りたいじゃないですか。日本のかきを作りたいんです、広島のかきじゃないんです、宮城のかきじゃないんです、全員がひとつの基準を満たしたかきを世界に出せれるってすごいことじゃないですか。僕はそこを目指したいです」
全国牡蠣ー1グランプリの本大会は来年2月に東京の豊洲市場で開催される予定です。