22日(火)、バルセロナはバイエルン・ミュンヘンをカンプ・ノウに迎え、恒例のガンペール杯を行った。バイエルン相手に魅力溢れるサッカーを披露し、4−0で圧勝。バルサの‘見るものを楽しませるサッカー’は健在だ。

ドイツメディアは、スペクタクル、ショウ、レッスンといった言葉でバルサのサッカーを絶賛。と同時に、バイエルンのプレーを批判し、チャンピオンズリーグでの活躍への危惧を報じた。

‘Bild’紙は、「ロナウジーニョ、バイエルンを叩きつぶす」と銘打つとともに、バイエルンにとって、チャンピオンズリーグは厳しい道のりになるとした。サッカー専門誌‘Kicker’誌も、「バルサ、バイエルンにサッカーを伝授」と報じている。

‘Westdeutsche Allgemeine’は、「バイエルン、チャンピオンズリーグのリハーサルを台無しにする」とタイトルを打ち、同クラブのカール・ハインツ・ルンメニゲ会長の「前半のバルサのプレーは、これまで見た事がないくらい最高だった」とバルサへの賛辞の言葉を掲載。‘Spiegel’のデジタル版でも、「バイエルンは、バルサの前に物笑いの種になった」とマガト監督の失態を指摘している。

明暗を分けた両クラブ。バルサはチャンピオンズリーグの第1シードに、そしてバイエルンは第2シードに入っている。両チームがグループ予選で同グループに入る可能性は十分にある。その組み合わせ抽選会は24日(木)に行われる。