春日部駅″三角屋根″東口が閉鎖へ 仮駅舎に移転 高架化いよいよ仮線移設工事に 東武
「三角屋根」が特徴の東口が撤去されます。
高架工事の準備で仮線移設工事へ
春日部駅東口の現駅舎(画像:写真AC)。
東武鉄道は2023年1月20日(金)、埼玉県春日部市の春日部駅について、高架化工事にともない現在の東口を閉鎖し、「東口新駅舎」を使用開始すると発表しました。使用開始日は2月4日(土)です。
春日部駅は周囲の「開かずの踏切」を解消するため、2019年に高架化事業が開始、2031年度の完成をめざして工事中です。現在は、浅草方面の線路を仮線へ切り替える工事が進められており、その仮線をとおすスペース確保のために、現在の東口がいよいよ撤去されます。
新駅舎は1番線ホームからぽつんと離れており、それらの間に仮線と仮ホームが設置される予定です。1階に改札口があり、浅草方面ホームへは当分の間、地平仮通路でつながっています。また2階からは連絡通路が伸び、既存の跨線橋へつながって、日光線・伊勢崎線・野田線ホームへの移動経路となります。
高架化後の春日部駅ホームは、スカイツリーライン系統が2面4線、アーバンパークラインも2面4線になり、それぞれ発着番線が増加します。