好調『ラヴィット』で麒麟・川島が見せた「パワハラ」無茶振り 苦しむインパルス板倉に「何様なのか?」とあきれる視聴者
1月20日、インパルス・板倉俊之が朝の番組『ラヴィット』(TBS系)に初出演した回が、物議を醸している。
この日は、野性爆弾・くっきー!が「視聴者に届けたいもの」として、「変わり種寿司」を提案。番組キャラクターであるウサギの「ラッピー」をモチーフにしたようで、「ラッピーの鼻頭のシソ漬け」と名づけた、梅干しをシャリの上に乗せた寿司を出した。
試食役に選ばれたのが板倉だったのだが、なかなか箸が進まない。苦しげな顔で、「ほんっとにすいません、おれ、マジで梅干し食えないんです……」と釈明するも、MCの麒麟・川島明が「梅干しじゃないですよ。ラッピーの鼻頭。ちょっとかじってみたら」と勧めた。板倉も「これは美味しいんですよね?」と自己暗示をかけるように寿司を見つめ、一気に口に入れた。
だが、やはり相当、苦手なものだったようで、何度か体を震わせたのち、上向きで吐き出しそうなそぶりを見せた板倉。川島が「お客さん、ちょっと1回、帰ってもらって」と強制的に退場させ、スタジオは笑いに包まれた。
だが、視聴者は素直に笑えない人も多かったようだ。放送後、SNSではこんな声が。
《麒麟の川島は何様なのかね?ダウンタウンにタメ張ったり板倉に無理矢理梅干し食わせたり、見てられん。》
《まだこんなことやってんのか?アレルギーで万一のことがあったら誰が責任取るんだよ》
《もうこういうのやめなよ。特に食については、気持ちが拒否するときは本人が知らないアレルギーがある場合もあるし傷害や死亡の事故につながる危険性がある。》
《ちょうど見てたけど笑いに変換できるような雰囲気でもなくて流石に可哀想だった。アイドル枠に同じことやらせてたら大炎上だったろうな…》
「嫌いな食べ物を無理やり食べさせ、根性を見せてもらうようなやり方が、少々、前時代的に受け取られたようです。梅やシソにアレルギーを持つ人もいますし。スタジオの雰囲気的に、断れる流れでもなかったでしょうから、余計に板倉さんへの同情の声が集まっています。
くっきー!さんと川島さんは、どちらも吉本興業の芸人で、板倉さんの先輩にあたります。先輩からの振りは絶対という“吉本イズム”が出たようで、『パワハラ』と感じた視聴者もいました。せっかく好調な『ラヴィット』ですが、川島さんのイメージ悪化に繋がりかねません」(芸能記者)
お笑い好きからすれば、これも“プロレス”のうち、という人もいるだろうが、不快に思う視聴者がいたことも事実だ。朝という時間帯もあり、微妙な結果となってしまったのかもしれない。