動画では2隻捉えられています。

航空機と船舶で常時監視中

 アメリカ沿岸警備隊は2023年1月18日、数週間ほど前からハワイ諸島沖合にロシア情報収集艦が姿を見せており、継続して監視し続けていることを明らかにしました。


アメリカ沿岸警備隊のバーソルフ級カッター「ストラットン」(画像:アメリカ沿岸警備隊)。

 たとえ外国軍艦であったとしても、国際慣習法に従ってさえいればアメリカの排他的経済水域(EEZ)内も自由に航行できます。そのことはアメリカ沿岸警備隊も明言しているものの、その水域内でしばしば活動および徘徊しているのが確認できることから、沿岸警備隊としては当該船舶の動きと活動状況をパートナーである国防総省と情報共有しながら、国際的な海事規範を奨励するためにプレゼンスを適切に実行していくとのことでした。

 ハワイ周辺海域を担当エリアとして受け持つのはアメリカ沿岸警備隊第14管区であり、その様子を捉えた動画はフェイスブックやツイッターといった公式SNSで公開されています。

【動画】米沿岸警備隊が公開 ハワイ沖で活動するロシア情報収集艦をムービーで