とんでもない数！

737MAXも追加で100機

　アメリカのユナイテッド航空は現地時間2022年12月13日、最大200機のボーイング787を購入すると発表しました。これは「アメリカの航空会社による、史上最大の複通路機の発注数」としています。


ユナイテッド航空のボーイング787（乗りものニュース編集部撮影）。

　200機の内訳は、100機の確定発注と、100機のオプション契約。この契約は「ボーイング史上最大の787の注文数」としています。787は、日本ではANA（全日空）やJAL（日本航空）なども導入。ユナイテッド航空では国内・国際両面で使用されており、従来機と比較して燃料消費量が25%近く削減できる旅客機とのことです。

　このほかユナイテッド航空では同日、ボーイング社の単通路旅客機の主力商品「737MAX」を追加で100機購入するとも発表。現在ボーイング社製の旅客機の注文数は、530機超となっているとのことです。

　アメリカでは新型コロナウイルス感染拡大による航空需要減退からの脱却の傾向が見えるなか、同社は高い快適性をもつ新型機の更新により、需要の取り込みを狙います。なおユナイテッド航空によると、2023年には毎週2機以上の新型機が納入される予定とのことです。