中国初の輸出用2万トン級揚陸艦 海上公試に成功 2023年タイに引き渡し
就役するとタイ最大の軍艦になるそう。
中国初の輸出用2万トン級軍艦
中国国営の造船会社である中国船舶工業集団(CSSC)は2022年12月6日、タイ海軍向けに建造していた071Eドック型揚陸艦が初の海上公試を無事終えたと発表しました。
タイ海軍向けの071Eドック型揚陸艦(画像:CSSC)。
この船は中国海軍向けに設計・建造された071型揚陸艦をベースに輸出モデルとして小改良が施されたもので、排水量は約2万トンとのこと。中国にとっては初の外国向けドック型揚陸艦になります。
中国とタイは2019年9月9日に建造契約を締結しており、2021年12月23日に進水、2023年の引き渡しを予定しています。
なお、中国メディアによると、マレーシアやインドネシアも071Eドック型揚陸艦に興味を示しているそうです。