「快速のほうがロングシート」おおさか東線の珍しい車両運用 解消へ
元・新快速としては「なんでワシが…」状態だった?
おおさか東線「直通快速」クロスシートに
JR西日本は2022年12月9日(金)、大阪駅へ2023年春に新設される地下ホーム、いわゆる「うめきたエリア」の運行体系を発表、おおさか東線の列車が新大阪から大阪駅の新たな地下ホームまで乗り入れることとなりました。
おおさか東線の321系。直通快速として運行されているロングシート車(画像:写真AC)。
これまで新大阪〜奈良間で運転されていたおおさか東線・大和路線の「直通快速」も大阪駅発着になるほか、JR淡路駅にも新たに停車します。あわせて、車両も7両編成から、8両編成のクロスシート車に変更するとしています。
このクロスシート車は、かつて「新快速」として運用された221系電車です。2022年3月から、201系に代わるおおさか東線の普通列車として投入されました。一方、直通快速として運用されていたのは、7両編成の207系と321系、いずれもロングシート車です。格上の列車であるはずの快速系統にロングシート車が、普通列車にクロスシート車が充当されるという珍しい運用となっていました。
JR西日本によると2023年春以降、直通快速は221系電車に固定しつつ、普通列車は上記3形式で運用するということです。