「抹茶ラテ」なんて感想も♪

あえて目立つように識別できるように塗装

 航空自衛隊の小松基地(石川県小松市)は2022年12月7日(水)、所在する飛行教導群が運用するF-15DJ(070号機)の新迷彩を公式Twitter(ツイッター)において公開しました。

 説明によると、3色の緑を使用した迷彩柄で、整備員が数人がかりで連日、塗装作業を行ったそう。


3色の緑を使用した迷彩塗装が施された飛行教導群のF-15戦闘機(画像:航空自衛隊)。

 飛行教導群は通称「アグレッサー」と呼ばれ、実戦部隊が配備されている全国各地の航空自衛隊の基地を巡回し、戦術技量の向上を図るエリート飛行隊です。

 ときには敵機になりきるため、遠方からでもアグレッサーだと一目で識別できるよう、あえて独特のカラーリングを施したF-15を用いているのが特徴です。

 目立つよう、緑だけでなく、黒や茶、青などを用いて雲状や幾何学的な模様を描いており、過去には深緑であったり、緑と白を組み合わせたりしたカラーリングをまとった機体もありました。

 今回の新塗装のF-15公開に対して、SNS上では「抹茶ぽいですね」「芝生。」「ジャングルかアマゾンかなぁ…」などといったコメントが寄せられていました。