【JBCレディスクラシック】福永「1歩目が少し躓く形」グランブリッジは惜しい2着
2番人気のグランブリッジは、ラストしぶとく追い上げたが惜しくも2着に敗れた。3連勝と勢いに乗ってG1勝利が期待されたが、勝負どころでの手応えはやや劣勢気味に。しかし、直線ではしぶとく勝負根性を発揮して最後まで脚を使い、勝ち馬にクビ差のところまで追い上げ、力のあるところは見せた。
2着 グランブリッジ
福永祐一騎手
「すごく活気があって非常に良い状態だったので、期待をもってレースに臨みました。1歩目が少し躓く形で出てしまったので、ちょっとヒヤッとはしましたけど、そこから上手くリカバリーしてくれて、最初は3番手で流れも速くなかったので良いリズムで行っていましたし、途中からテリオスベルが来るのは分かっていたので、行かせて少し前にプレッシャーかけてから、自分のタイミングでは行ったんですけど。ちょっと一時4コーナー回る時には手応え悪くて、あぁ今日は伸びないのかなと思いましたけど、最後までラスト200で盛り返してきてくれて、非常に惜しいところまできてくれましたのでね、あそこまで行けば勝ちたかったところではありますけども、よく頑張ってくれたんじゃないかなと思います。調教では前向き過ぎるところはありますけども、競馬では非常に上手に走ってくれるので、徐々に力を付けてきてくれていますし、今日もG1で2着と立派な走りをしてくれましたので、また今後引き続き楽しみだと思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
3日、盛岡競馬場で行われた10R・JBCレディスクラシック(Jpn1・3歳上オープン・牝・ダ1800m)は、岩田望来騎乗の3番人気、ヴァレーデラルナ(牝3・栗東・藤原英昭)が快勝した。クビ差の2着に2番人気のグランブリッジ(牝3・栗東・新谷功一)、3着に1番人気のショウナンナデシコ(牝5・栗東・須貝尚介)が入った。勝ちタイムは1:50.1(良)。
【JBCレディスクラシック】吉田隼「良い時に戻ってほしい」ショウナンナデシコまさかの3着
3番人気に支持された岩田望来騎乗、ヴァレーデラルナが並み居る強豪を破ってダート女王に輝いた。好スタート好ダッシュを決めて2番手で立ち回り、手応え良く進出。早め先頭から押し切る態勢で直線へ向くと、じわじわと後続を突き放し、外から来たグランブリッジの追撃を完封して4連勝のゴールを決めた。スタートから好位でスムーズに立ち回る好騎乗だった。
ヴァレーデラルナ 10戦5勝
(牝3・栗東・藤原英昭)
父:ドゥラメンテ
母:セレスタ
母父:Jump Start
馬主:ラ・メール
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 ヴァレーデラルナ
2着 グランブリッジ
3着 ショウナンナデシコ
4着 レーヌブランシュ
5着 プリティーチャンス
6着 テリオスベル
7着 アナザーリリック
8着 サルサレイア
9着 サルサディオーネ
10着 ジュランビル
11着 ユノートルベル
出走取消 ゴールデンヒーラー