【JBCスプリント】三浦「気は抜けなかった」ダンシングプリンスが交流G1初制覇
3日、盛岡競馬場で行われた交流G1・JBCスプリントは、ダンシングプリンスが素晴らしいスピードを発揮して逃げ切りV。嬉しい交流G1初制覇を飾った。1番人気に支持されたレッドルゼルは4着、2番人気のテイエムサウスダンは7着と、後方待機勢には厳しい結果となった。
JBCスプリント、勝利ジョッキーコメント
1着 ダンシングプリンス
三浦皇成騎手
「率直にまず嬉しいというよりこれだけの実績馬、こういう馬にこういうビックチャンスでビックタイトルの時に乗せていただいて本当に感謝していますし、しっかり良い仕事が出来たことにホッとしています。元々気持ちの強い馬で、ゲートを出たい出たいという気持ちが前走は空回りしてしまったのか、ああいうスタートになってしまいましたけど、今まで僕がこの馬に乗せていただいて、ゲートで出遅れたことはなかったので、そこに関してはすごく自信を持って今日はレースに挑ませていただきました。4コーナー回る時の手応えに余裕がありましたし、かといって強豪が相手だったので最後まで気は抜けなかったですけど、まずはこの馬の走りをゴールまでしっかりさせようというその一心で追っていました。今日は遠方から来ている方も沢山いると思いますし、こんな遅い時間まで競馬場に足を運んでくださって応援してくださり、本当にありがとうございます。レースの時には雨は止みましたけど、そこまで雨が降っていたり、応援している方も色々と濡れたり大変だったと思う中、沢山の応援をいただき、感謝しています。これからも一つ一つのレースを頑張りますので、応援よろしくお願いします」
社台ファーム・東礼治郎氏
「前走のクラスターカップからここが目標と聞いていましたので、本当に馬の状態だけが良いことだけを祈って応援しに来ました。真面目な馬で、気も良い馬だったので、お父さんのパドトロワに似て力強い馬でした。当社は菊花賞も勝たせていただいて、今回もこういう風に盛岡でG1を勝てたというのはとても嬉しいので、これからも益々頑張りますので、皆さん応援よろしくお願いいたします」
レース結果、詳細は下記のとおり。
3日、盛岡競馬場で行われた11R・JBCスプリント(Jpn1・3歳上オープン・ダ1200m)は、三浦皇成騎乗の3番人気、ダンシングプリンス(牡6・美浦・宮田敬介)が勝利した。3/4馬身差の2着にリュウノユキナ(牡7・美浦・小野次郎)、3着にヘリオス(せん6・栗東・寺島良)が入った。勝ちタイムは1:09.1(良)。
1番人気で川田将雅騎乗、レッドルゼル(牡6・栗東・安田隆行)は4着、2番人気で岩田康誠騎乗、テイエムサウスダン(牡5・美浦・蛯名正義)は7着敗退。
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レッドルゼルは4着3番人気に支持された三浦皇成騎乗、ダンシングプリンスが軽快なスピードを見せて逃げ切りV。交流G1初制覇を飾った。スタートを決めてダッシュよくハナへ。強豪各馬をしたがえて直線を迎えると、後続の追撃を封じてまんまと逃げ切った。1番人気のレッドルゼルは最後方から追い込みを見せたが、4着までが精一杯だった。
ダンシングプリンス 16戦11勝
(牡6・美浦・宮田敬介)
父:パドトロワ
母:リトルブレッシング
母父:バブルガムフェロー
馬主:吉田千津
生産者:社台ファーム
【全着順】
1着 ダンシングプリンス
2着 リュウノユキナ
3着 ヘリオス
4着 レッドルゼル
5着 イグナイター
6着 ティーズダンク
7着 テイエムサウスダン
8着 プライルード
9着 スマートダンディー
10着 キラットダイヤ
11着 ラプタス
12着 ワールドリング
13着 コパノフィーリング
14着 キモンルビー