「体は元気ですか?」という質問に「とても元気です。確実に肉が落ちたら体が健康になるのがわかります。今はある程度ダイエットに適応しているので、これからはこの体を維持してみたいです。太らず、太らなくてもいい役をしたいです。今は仕方なく酒を止めているんですが、それでもっと元気になりました」と答えた。

コ・ギョンピョは、BIGBANGのSOLとD-LITE、俳優のチュウォン、ラッパーのBeenzinoらと軍生活を共にした。

彼は「彼らとは生涯続く縁です。僕が末っ子ですが、兄たちと良いきっかけで軍隊で行事をしたことがあるんです。軍部隊というのは、食べて寝てシャワーをして、そのすべての生活を目を開けて閉じる時まで共にします。(社会では)全員有名な方々ですが、中では一緒に生活したので、仲良くなりました。共感できる部分も多かったし、お互いの仕事について知らなかった部分も多かったです。歌手や俳優との交流も不思議でした」と当時を振り返った。

さらに、「最近も時々会いますが、健康な集いです。酒を飲むわけでもないし、ある瞬間から現実に妥協するんですが、兄さんたちは理想的で夢を見ているんです。創作と芸術に対する話をたくさんします。Beenzino、SOL兄さんは、準備している音楽も事前に聴かせてくれるし、本当に良いんです。とても良い時間を頻繁に過ごしています。1日の始まりと終わりを共にしたら、昔からの知り合いのようになりました。寝る瞬間も共にしたら、もっと仲良くなりました」と友情をアピールした。

コ・ギョンピョは2020年、母親を亡くした。入隊当時に闘病中だった母親が、服務期間中に突然亡くなったのだ。

これに対して「お母さんが闘病中に入隊して憂うつ感が大きかったんですが、一緒に兵役生活をしていた友達が僕を慕ってくれて、僕も頼りにすることができて本当にありがたかったです。お母さんが亡くなった後は、人生に対する態度が変わりました。お母さんは僕の世界だったし、その世界がなくなったんです。僕はその時全て死んだと思います。お父さんをはじめ、家族全員が死んだんです。全部やり直して、新しい関係を築かなければいけませんでした。その後は、何か大変なことがあっても大変には感じません」と告白した。

また、コ・ギョンピョは「人生で一番恐れて、大変だと思ったことを経験するから、『本当に人生は短く儚いのに、これで苦しんで何になるんだろう。これって苦しいことなのだろう』と思います。だからかえって元気になりました。悲しいから元気になりました。学校の先輩・後輩の中に、カン・テウという友達がいるんですが、『ギョンピョ、酒を飲むのは次の日の幸せを前倒しで使うものだよ。君がお酒を飲むのは良くなさそうだ。君にはそうしてほしくない』と言ってくれました。そのおかげで割り当てられた幸せを毎日感じながら生きています。昨日はマスコミ試写会が終わって、打ち上げの時に少し飲みました。5週間禁酒した後、体にアルコールを入れる行為は容易ではなかったです。次の日に起きて、体の中にアルコールが回る気分が嫌でした。お酒を飲まなかったその5週間の満足度がとても高かったので、これからも飲まないと思います」とし、変化した人生観に言及した。

出番に関係なく、作品ごとに新しいキャラクターを見せるコ・ギョンピョ。端役や脇役を問わず出演している理由について「ある瞬間から欲を捨てました。主演というタイトルをつけて作品をした後は『これから主演だけすべきなのかな?』と思いました。僕は本当は様々なキャラクターを演じたいですし、俳優になりたくて演技をしていますし、主演をしたいわけではありません。その欲を捨てたら、助演、特別出演、端役に関係なく、シナリオが面白くて、人々と笑って騒ぐ時間が重要でした。作品をしている間、その時間を共有するものではないかと思います。それが自分の人生ですし、その時間を積み重ねていきたいです」と説明した。