試合を終え、球場を後にする山本。さすがに疲れた様子

「勢いだけはいいな！　打てなさそうやな（笑）」

　10月上旬、都内の野球場でベンチからバッターボックスに大はしゃぎで野次を送るのは、極楽とんぼの山本圭壱だ。

　当日、自身が監督兼選手を務める草野球チーム「神様」の試合が、朝8時から12時までおこなわれていたのだ。

「元祖・カープ芸人といわれるほど、熱狂的なカープファンで、野球愛は人一倍です。このチームの歴史は長く、2006年に未成年との飲酒・淫行が発覚し、解散するまでは元SMAPの中居正広さんが所属するなど、芸能界のスターばかリが集うチームでした。山本さんの活動再開に合わせてチームも復活し、現在は活発に活動しています」（芸能記者）

　この日、4番バッターとして出場した山本は、タイムリースリーベースを放つなど勝利に貢献。試合後は、さすがには疲れが出たのか、チームメイトとともに重い足取りで駐車場に向かい、グラウンドを後にした。

　長い活動自粛期間を経て、2015年に芸能界に復帰した山本。“はしゃげる”ぐらい、活動の幅が広がってきているという。

「大手キー局のレギュラーこそありませんが、地方局やABEMAなどで複数の番組に出演しています。さらに自身のYouTubeチャンネル『けいちょんチャンネル』も好評です」（同前）

　かつては芸能界最大派閥といわれた、通称“山本軍団”も復活しつつある。

「ココリコの遠藤章造さんや、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんなど、かつてのメンバーと交流を深めているようです。山本さんは“先輩力”が高いんです。たとえば、YouTubeの企画ですが、闇営業問題で芸能界を引退し、清掃会社を立ち上げたカラテカ入江さんを自宅に呼び、掃除を依頼したうえで、規定金額を大幅に超える謝礼を渡しました。入江さんはそんな先輩の気遣いに涙を流したそうです。これほど慕ってくれる後輩たちがいる限り、安泰でしょう」（同前）

　捨てる神あれば、拾う“後輩”あり。