毛穴の開きを引き締めるケアって? 黒ずみ・詰まりにおすすめのスキンケアも紹介
毛穴を引き締めるためのスキンケア方法を解説します
鏡を見ると気になってしまう、頬や鼻のポツポツと目立つ毛穴。キュッと引き締めて目立たないようにしたいですよね。
ケアしているのに毛穴がなかなか引き締まらないと感じている方は、毛穴タイプ別の原因を理解して、自分に合ったお手入れに切り替えてみませんか?
今回は元美容部員で毛穴に悩んでいた筆者が、実際に取り入れている毛穴ケアをご紹介します。まずは自分の毛穴がどのタイプに当てはまるかをチェックして、効果的なケアを見つけましょう。
毛穴を引き締めるには毛穴悩みのタイプとその原因を理解しよう
毛穴を引き締めるために、まずは毛穴悩みの種類とその原因をチェックしましょう
毛穴の開きに悩んでいる方は、自分の毛穴悩みの原因をご存知でしょうか。
毛穴が開いてしまう原因はいくつかあり、それぞれですべきケア方法も異なります。間違ったケアで毛穴を悪化させないためにも、ますは自分の毛穴タイプを把握しておきましょう。
○詰まり(黒ずみ)毛穴の原因
毛穴から白い角栓が出ていてポツポツ目立ったり、毛穴の出口が黒ずんでいたりするのが詰まり(黒ずみ)毛穴タイプ。
詰まり(黒ずみ)毛穴は、毛穴の中に汚れが溜まることで発生します。その汚れが酸化して黒くなると、黒ずみ毛穴に。
この汚れの正体は、皮脂と角質。毛穴は、過剰な皮脂分泌やターンオーバーの乱れがあると、出口が詰まり中に汚れが溜まってしまうのです。
皮脂の過剰分泌やターンオーバーの乱れを起こす要因として考えられるのは、主に以下の3つです。
肌の乾燥
食事
ストレスや睡眠不足
肌は乾燥すると、うるおいを保つために皮脂の分泌が活発になります。
乾燥はターンオーバーの乱れにもつながるので、角質が溜まってさらに毛穴が詰まりやすい状況に。
また、普段の食事やストレスも、皮脂と無関係ではありません。
食事で脂質を摂りすぎると、肌の皮脂コントロールが乱れてテカりやすくなります。
睡眠不足やストレスも、ホルモンバランスを乱すため、皮脂が増えすぎる原因となるのです。
○開き(すり鉢)毛穴の原因
毛穴が大きく開いて肌のでこぼこが気になるのが、開き(すり鉢)毛穴タイプです。
Tゾーンや頬に気になる方が多く、毛穴周りの皮膚がすり鉢状に削れて目立って見えます。
開き(すり鉢)毛穴の原因は、過剰な皮脂が原因だと考えられています。
毛穴が詰まって出口が塞がっていると、皮脂は外へ出ていきづらくなります。
こうなると肌は詰まりを解消しようと、皮脂を分解する酵素を発生。
分解された皮脂は肌に炎症を起こす不飽和脂肪酸になり、毛穴周りにダメージを与えて、すり鉢状に削ってしまうのです。
開き毛穴の原因は主に以下の2つが考えられます。
毛穴の詰まりを放置
毛穴周りの炎症
炎症を起こした毛穴周りの皮膚はターンオーバーも乱れているため、保湿や炎症を抑えるケアで整える必要があります。
○たるみ毛穴の原因
しずく型や斜め下に流れるような形をしているたるみ毛穴。
目尻の皮膚を持ち上げると目立たなくなり、主に頬周辺で気になるのが特徴です。
名前の通り、原因はハリ弾力の低下による肌のたるみです。
肌は外側から表皮、真皮、皮下組織の順番で層になっています。
ハリ弾力を保つ役割をするのは、真皮にあるコラーゲンやエラスチンといったタンパク質、水分を保つヒアルロン酸などです。これらのハリを保つ成分は、同じく真皮にある線維芽細胞という細胞から生み出されます。
しかし、紫外線や加齢、酸化によってダメージを受けると、線維芽細胞の働きは低下。
コラーゲンやエラスチンは変形することでハリを保てなくなり、肌がたるんで毛穴も目立ってしまうのです。
たるみ毛穴の大きな原因は、主に以下の3つが考えられます。
紫外線
加齢
生活習慣
ハリのもとを紫外線や酸化から守り、内側からハリを生み出すアプローチが重要です。
自分に合ったスキンケアの選び方
毛穴を引き締めるためのスキンケアアイテムの選び方をご紹介します
毛穴の原因がわかったところで、毛穴ケアのなかでも簡単に取り入れやすいのがスキンケアですよね。今使っているケア用品は自分の肌に合っていますか?
合わないスキンケアを続けていると、逆に毛穴を目立たせてしまうこともあります。
スキンケア選びで一番重要なのは、実際に使って肌の変化を観察することです。
○クレンジング・洗顔
メイクや皮脂などの汚れを落とすクレンジングと洗顔。
汚れが落ちればなんでもいいというわけではありません。
肌や汚れに対して洗浄力が強すぎれば、必要な皮脂まで落として乾燥の原因に。
逆に洗浄力が弱すぎても、きちんと汚れが落ちず、毛穴詰まりや炎症につながります。
しかし、洗い流してしまうものなので、1回使用しただけでは肌との相性を見極めるのが難しいかもしれません。自分に合っているクレンジング・洗顔の見極めポイントは、以下の項目をチェックしてみてください。
洗いあがりに肌のつっぱり感がない
数日使って毛穴がザラつかない
時間がたっても過剰にテカらない
しっかり汚れが落ちていれば、毛穴の詰まりは悪化しにくくなります。
また、洗顔後すぐに顔がつっぱったり、日中のテカりがひどくなったりした場合は、クレンジングや洗顔料の洗浄力が強すぎる可能性があります。
クレンジングと洗顔が終わったあとに、肌の乾燥がない・数日後も毛穴の詰まりが悪しない・いつも以上にテカることがない、という3つの条件でアイテムを選びましょう。
○化粧水・乳液
化粧水や乳液などのうるおいを与えるケアも、肌状態を見極めて自分に合うものを選びましょう。
保湿が足りていないと、日中のカサつきや乾燥によるテカりにつながります。
逆に過剰な油分もテカりや、毛穴詰まりの原因になることも。
カサつきがないけどテカりもない、ちょうど良い肌が続くスキンケアアイテムを使うのが最適です。
肌に合ったスキンケアを見極めるには、以下のポイントをチェックしてみましょう。
日中テカりやカサつきがない
肌の柔らかさを保っている
メイクが密着して崩れにくい
油分は極端に多いとなじみきらず、肌のテカりやベタつきになります。
この余った油分で毛穴が詰まりやすくなることも。
逆に油分が少なすぎても、肌がカサつき、肌が自分で保湿しようと皮脂分泌が活発になります。
きちんと水分・油分のバランスが整った肌は、柔らかく、メイクノリが良くなり崩れにくさがアップ。うるおった状態の肌は、持っているバリア機能も高まって、肌トラブルが起こりにくいのです。
まずは肌がちょうど良くうるおう、スキンケアの組み合わせを見つけましょう。
水分バランスが整っている感覚が掴めたら、プラスで自分の悩みに合わせた美容液やオイルを取り入れるのがおすすめです。
自宅でできる毛穴引き締めケア
自宅でできる、毛穴を引き締めるスキンケア方法をご紹介します
どんな肌のお手入れでも、まずは保湿することが大切。
肌が乾燥した状態だと、多くのトラブルが起こり、お手入れ効率も下げてしまいます。まずは理想的なスキンケアを使って水分バランスを整え、次に毛穴タイプ別のお手入れを意識してみましょう。
ここでは毛穴タイプ別の引き締めケアをご紹介します。
○詰まり(黒ずみ)毛穴にはクレンジングと保湿
詰まり(黒ずみ)毛穴は、毛穴の中に汚れが詰まっているのが原因。不要なものはきちんと落として、皮脂が過剰に分泌されないよう、丁寧に保湿しましょう。
乾燥をなるべく抑えながら汚れを落とせるアイテムとして、油脂成分がメインのクレンジングがおすすめです。
クレンジングに使われることのある、油脂成分をいくつかご紹介しておきます。
毛穴が詰まりやすい方は、保湿の際に油分より水分を中心に補うようにしましょう。
セラミドやヒアルロン酸が含まれているスキンケアアイテムを使用するのがおすすめです。
脂性肌の方は乳液のかわりにジェルタイプの保湿剤を使うと、肌に水分を多めに与えることができます。
○開き(すり鉢)毛穴は摩擦に注意したお手入れ
毛穴の詰まりが原因で起こる開き(すり鉢)毛穴の方は、詰まり(黒ずみ)毛穴同様、クレンジングや保湿のお手入れが効果的です。
さらに毛穴周りが炎症を起こしているため、摩擦によって悪化させないように気をつけましょう。
肌への摩擦が起こりやすいのは、クレンジングをするときや、スキンケアをなじませるとき、ベースメイクを塗るときです。
クレンジングはまず使用量を見直しましょう。少ない量でクレンジングすると、指の滑りが悪くなるため摩擦が起こりやすくなります。
また、丁寧にクレンジングしようとするあまり、力を入れたり擦ったりすることにも注意。
スキンケアは手で顔を包み込むようにして、体温で浸透させるのがベストです。
頬、額、アゴと順番に包み込み、小鼻や目周りなどの細かい部分のみ、指先でやさしくなじませましょう。
ベースメイクは手やスポンジをスタンプのようにして、トントン広げると擦ることなくメイクができ、密着力も高まります。
なるべく刺激を与えずに、スキンケアは炎症を抑える成分を配合しているものを選ぶのがおすすめです。
○たるみ毛穴はインナーケアを意識
肌のたるみはスキンケアによる外からのアプローチはもちろん、生活習慣を見直して内側からケアしていくのが最適です。
基本の保湿ケアをしながら、食事や睡眠、運動などの習慣を整えましょう。
質の高い睡眠は、日中受けた細胞のダメージを修復します。寝る前のスマホをやめる、ストレスを溜めないといったことは、美肌効果を高める睡眠につながります。
運動をすれば血行が良くなり、肌に必要な栄養素や酸素が全身にめぐって代謝がアップ。血行を良くするだけでなく、ストレス発散効果も期待できます。まずは積極的に階段を使う、寝起きにストレッチするなど簡単なことからはじめてみましょう。
食事は外から補えない栄養素を体内に取り込める、美容に欠かせない習慣。栄養のバランスを意識することが大切です。ビタミン類、タンパク質、カルシウムなどの栄養素は、女性に不足しがちなので、積極的摂取してくださいね。
肌が本来持っている美肌を維持する機能を、生活習慣を整えることで最大限に引き出しましょう。
スキンケアでは、細胞をダメージから守るため、抗酸化作用のあるものを取り入れ、紫外線対策に力を入れましょう。ベースメイクに日焼け止め効果が含まれている場合でも、下地の前に日焼け止めを使うことをおすすめします。
毛穴を引き締める生活習慣は?
毛穴を引き締めるためにどのような生活習慣をつけるべきなのでしょうかA@毛穴を引き締める方法って?
毛穴を引き締めるには、内側から綺麗にしていくことも重要です。
スキンケアだけでなく、食事や習慣にも毛穴ケアを取り入れましょう。
○ストレス発散は皮脂を抑制する
身体はストレスを感じると、肌から皮脂を分泌します。
ストレスは、ホルモンバランスを乱す原因の一つです。ストレスによって男性ホルモンが分泌されると、皮脂の分泌も活発になり、毛穴悩みを悪化させてしまう可能性があります。
軽い運動や入浴で身体をリラックスさせ、ストレス状態が続かないように意識することで、皮脂を抑制してくれるのです。
○質の高い睡眠はすべての毛穴に効果あり
睡眠は、コラーゲン合成やターンオーバーを正常にする効果があります。
また、ストレス発散が毛穴に効果的なように、十分に睡眠をとることは自律神経やホルモンバランスを整え、過剰な皮脂分泌も抑制します。
このように睡眠は毛穴タイプ問わずに、美肌を叶える効果があるのです。
質の高い睡眠をとるには、日中に軽い運動をして適度な疲労を与え、夜は早めに食事を済ませるのが効果的。
寝る直前ではなく、夕方頃からリラックスできる環境を作っておくと、睡眠に必要な副交感神経が優位になり、スムーズに入眠できます。
○脂質と糖質は過剰皮脂の原因になる
脂質の多い食べ物は肌の油分コントロールを乱し、皮脂分泌が過剰になります。
皮脂を抑制するビタミンB2、B6は、体内で脂質の代謝や消化に関わっています。
そのため、脂質の多い食事を摂ると、肌の皮脂抑制よりも体内の脂質代謝にビタミンが使用され、テカりやすくなってしまうのです。
また、脂っこいものは単品で食べても満足感が高いため、バランスよく食事が食べられなくなります。脂質は適量を摂りながら、美肌に欠かせない栄養素をバランスよく摂取することが重要です。
毛穴引き締めにおすすめな成分
毛穴を引き締めるのにおすすめな成分を解説します
続いては毛穴ケアにおすすめな成分をご紹介します。
聞いたことがある成分も、毛穴にどんな効果があるかを知っておくと、スキンケア選びの参考になりますよ。
○レチノール
レチノールとはビタミンAの一種で、シワ改善効果が厚生労働省に認められた成分です。
肌のターンオーバーを促進、ハリ弾力のもととなるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成をサポートします。
角質で毛穴が詰まりやすくなっている肌や、ハリが低下した肌におすすめです。
ターンオーバーが促進された肌はデリケートになるので、レチノールを使用するときは紫外線対策が必須となります。
○ナイアシンアミド
ナイアシンアミドはビタミンB群の一種で、美白とシワ改善の効果が厚生労働省に認められた成分です。
コラーゲン生産のサポートや、メラニンが過剰に生成されるのを防ぐ働きがあります。
この他にもターンオーバーを正常に整え、保湿に欠かせないセラミドの生成をサポートし、バリア機能を強化します。
幅広い肌悩みに対応しているので、毛穴タイプ問わずに使いやすい成分です。
○ビタミンC
ビタミンCは美白のイメージが強いですが、皮脂抑制やコラーゲン生成サポートの効果も期待できます。
抗酸化作用もあり、ナイアシンアミド同様、毛穴タイプ問わずにおすすめな成分です。
抗酸化とはストレス、呼吸、紫外線などさまざまな要因で発生する活性酸素が、細胞にダメージを与えるのを防ぐ働きです。このダメージは肌の老化を加速させ、シミや乾燥の原因にもなります。
酸化を防ぐことは、今の肌をキープすることにもつながります。
○グリシルグリシン
グリシルグリシンは、不飽和脂肪酸による毛穴周りの炎症を抑える働きや、高い保湿効果がある成分です。イオンバランスを整えることで、開き(すり鉢)毛穴の原因である炎症を抑制します。
開き(すり鉢)毛穴は、毛穴周りのターンオーバーも乱れているため、保湿力のある成分を取り入れるのは毛穴を目立たなくさせるのにも有効だといえます。
○ライスパワーNo.6
ライスパワーNo.6は、皮脂分泌を抑制する効果が厚生労働省で認められた成分です。
皮脂腺にアプローチするので、テカりの原因を根本から抑える効果が期待できます。
毛穴に皮脂が詰まってしまうのは、過剰な皮脂分泌が原因の一つなので、角栓や毛穴の黒ずみが気になる方におすすめな成分です。
毛穴引き締めプチプラスキンケア
毛穴を引き締めるのに期待できる、おすすめのプチプラスキンケアアイテムをご紹介します
毎日消費するスキンケアだからこそ、毛穴を引き締めることを期待でき、惜しみなく使えるものを選びましょう。
今回はプチプラでおすすめなスキンケアをご紹介します。
○なめらか本舗『リンクル化粧水N』
出典:amazon
保湿成分として豆乳発酵液、レチノール、セラミドを配合した保湿の高い化粧水です。
乾燥による小じわを目立たなくする、効能評価試験済み。
プチプラでありながら高機能で、肌にうるおいとハリを与えます。
○アンレーベル『アンレーベル V エッセンス』
出典:amazon
ビタミンC誘導体を配合した美容液。
角質層にしっかり浸透し、乱れたキメを整えてなめらかな肌に導きます。
ベタつきが少なく、テカりやすい方でも朝晩使いやすいテクスチャーです。
○アベンヌ『ミルキージェル オイルコントロール』
出典:amazon
化粧水、乳液が1本になった、さらりとした質感の保湿ジェル。
みずみずしい質感のジェルが、水分油分のバランスがとれた肌に整えます。
テカりやすい方や、皮脂分泌が気になるTゾーンの部分使いにおすすめです。
○サンタマルシェ『ホットジェルクレンジング』
出典:amazon
洗浄成分にオリーブ果実油を使った、やさしい洗い心地のクレンジング。
厚みのあるジェルで肌を擦らずにメイクオフできます。
温感作用があり、リラックスしながら使えるのも魅力の一つです。
○キュレル『潤浸保湿泡洗顔料』
出典:amazon
消炎剤を配合した、マイルドな洗いあがりの洗顔。
泡で出てくるので、忙しい朝でも使いやすいのがポイントです。
乾燥しがちな肌や、肌荒れ予防をしたい方におすすめです。
○エリクシール ルフレ『おやすみマスク』
出典:amazon
夜のスキンケアの最後に塗ると、眠っている間もしっかり肌にうるおいを与えてくれるスリーピングマスク。
開き毛穴が気になりだした肌の、水分と油分のバランスを整えます。
使っているスキンケアに、プラスアルファで保湿力を追加したいときにおすすめです。
丁寧なケアで毛穴レスを目指そう
毛穴はタイプ別に原因が違い、お手入れ方法や対策を変える必要があります。
詰まり(黒ずみ)毛穴は汚れを落として保湿する
開き(すり鉢)毛穴は詰まりと炎症を起こさない
たるみ毛穴はインナーケアを心がける
顔のすべての毛穴が同じタイプというわけではありません。
部位によって複数のトラブルが起きていることもあります。
そのため、しっかり毛穴を観察しながら、部位によってお手入れを変える必要があることも。
今すぐなんとかしたい毛穴悩みですが、引き締めるにはやさしく丁寧なケアが必須です。時間をかけてじっくり向き合うことで、自分に合ったお手入れ方法を見つけましょう。
岡田ハルオ おかだはるお 美容専門学校卒業後、外資ブランドで美容部員として勤務。現在は美容ジャンルを中心に、webライターとして活動。ブログでも情報発信中。 この著者の記事一覧はこちら
栗田優花 くりたゆうか 大学時代、インターンシップで女性向けメディアの化粧品・メイク・スキンケア等の美容系記事の執筆を担当。化粧品検定1級等の資格を取得。2022年にマイナビニュース編集部に加入し、美容系の記事編集を担当。 この監修者の記事一覧はこちら
鏡を見ると気になってしまう、頬や鼻のポツポツと目立つ毛穴。キュッと引き締めて目立たないようにしたいですよね。
ケアしているのに毛穴がなかなか引き締まらないと感じている方は、毛穴タイプ別の原因を理解して、自分に合ったお手入れに切り替えてみませんか?
今回は元美容部員で毛穴に悩んでいた筆者が、実際に取り入れている毛穴ケアをご紹介します。まずは自分の毛穴がどのタイプに当てはまるかをチェックして、効果的なケアを見つけましょう。
毛穴を引き締めるために、まずは毛穴悩みの種類とその原因をチェックしましょう
毛穴の開きに悩んでいる方は、自分の毛穴悩みの原因をご存知でしょうか。
毛穴が開いてしまう原因はいくつかあり、それぞれですべきケア方法も異なります。間違ったケアで毛穴を悪化させないためにも、ますは自分の毛穴タイプを把握しておきましょう。
○詰まり(黒ずみ)毛穴の原因
毛穴から白い角栓が出ていてポツポツ目立ったり、毛穴の出口が黒ずんでいたりするのが詰まり(黒ずみ)毛穴タイプ。
詰まり(黒ずみ)毛穴は、毛穴の中に汚れが溜まることで発生します。その汚れが酸化して黒くなると、黒ずみ毛穴に。
この汚れの正体は、皮脂と角質。毛穴は、過剰な皮脂分泌やターンオーバーの乱れがあると、出口が詰まり中に汚れが溜まってしまうのです。
皮脂の過剰分泌やターンオーバーの乱れを起こす要因として考えられるのは、主に以下の3つです。
肌の乾燥
食事
ストレスや睡眠不足
肌は乾燥すると、うるおいを保つために皮脂の分泌が活発になります。
乾燥はターンオーバーの乱れにもつながるので、角質が溜まってさらに毛穴が詰まりやすい状況に。
また、普段の食事やストレスも、皮脂と無関係ではありません。
食事で脂質を摂りすぎると、肌の皮脂コントロールが乱れてテカりやすくなります。
睡眠不足やストレスも、ホルモンバランスを乱すため、皮脂が増えすぎる原因となるのです。
○開き(すり鉢)毛穴の原因
毛穴が大きく開いて肌のでこぼこが気になるのが、開き(すり鉢)毛穴タイプです。
Tゾーンや頬に気になる方が多く、毛穴周りの皮膚がすり鉢状に削れて目立って見えます。
開き(すり鉢)毛穴の原因は、過剰な皮脂が原因だと考えられています。
毛穴が詰まって出口が塞がっていると、皮脂は外へ出ていきづらくなります。
こうなると肌は詰まりを解消しようと、皮脂を分解する酵素を発生。
分解された皮脂は肌に炎症を起こす不飽和脂肪酸になり、毛穴周りにダメージを与えて、すり鉢状に削ってしまうのです。
開き毛穴の原因は主に以下の2つが考えられます。
毛穴の詰まりを放置
毛穴周りの炎症
炎症を起こした毛穴周りの皮膚はターンオーバーも乱れているため、保湿や炎症を抑えるケアで整える必要があります。
○たるみ毛穴の原因
しずく型や斜め下に流れるような形をしているたるみ毛穴。
目尻の皮膚を持ち上げると目立たなくなり、主に頬周辺で気になるのが特徴です。
名前の通り、原因はハリ弾力の低下による肌のたるみです。
肌は外側から表皮、真皮、皮下組織の順番で層になっています。
ハリ弾力を保つ役割をするのは、真皮にあるコラーゲンやエラスチンといったタンパク質、水分を保つヒアルロン酸などです。これらのハリを保つ成分は、同じく真皮にある線維芽細胞という細胞から生み出されます。
しかし、紫外線や加齢、酸化によってダメージを受けると、線維芽細胞の働きは低下。
コラーゲンやエラスチンは変形することでハリを保てなくなり、肌がたるんで毛穴も目立ってしまうのです。
たるみ毛穴の大きな原因は、主に以下の3つが考えられます。
紫外線
加齢
生活習慣
ハリのもとを紫外線や酸化から守り、内側からハリを生み出すアプローチが重要です。
自分に合ったスキンケアの選び方
毛穴を引き締めるためのスキンケアアイテムの選び方をご紹介します
毛穴の原因がわかったところで、毛穴ケアのなかでも簡単に取り入れやすいのがスキンケアですよね。今使っているケア用品は自分の肌に合っていますか?
合わないスキンケアを続けていると、逆に毛穴を目立たせてしまうこともあります。
スキンケア選びで一番重要なのは、実際に使って肌の変化を観察することです。
○クレンジング・洗顔
メイクや皮脂などの汚れを落とすクレンジングと洗顔。
汚れが落ちればなんでもいいというわけではありません。
肌や汚れに対して洗浄力が強すぎれば、必要な皮脂まで落として乾燥の原因に。
逆に洗浄力が弱すぎても、きちんと汚れが落ちず、毛穴詰まりや炎症につながります。
しかし、洗い流してしまうものなので、1回使用しただけでは肌との相性を見極めるのが難しいかもしれません。自分に合っているクレンジング・洗顔の見極めポイントは、以下の項目をチェックしてみてください。
洗いあがりに肌のつっぱり感がない
数日使って毛穴がザラつかない
時間がたっても過剰にテカらない
しっかり汚れが落ちていれば、毛穴の詰まりは悪化しにくくなります。
また、洗顔後すぐに顔がつっぱったり、日中のテカりがひどくなったりした場合は、クレンジングや洗顔料の洗浄力が強すぎる可能性があります。
クレンジングと洗顔が終わったあとに、肌の乾燥がない・数日後も毛穴の詰まりが悪しない・いつも以上にテカることがない、という3つの条件でアイテムを選びましょう。
○化粧水・乳液
化粧水や乳液などのうるおいを与えるケアも、肌状態を見極めて自分に合うものを選びましょう。
保湿が足りていないと、日中のカサつきや乾燥によるテカりにつながります。
逆に過剰な油分もテカりや、毛穴詰まりの原因になることも。
カサつきがないけどテカりもない、ちょうど良い肌が続くスキンケアアイテムを使うのが最適です。
肌に合ったスキンケアを見極めるには、以下のポイントをチェックしてみましょう。
日中テカりやカサつきがない
肌の柔らかさを保っている
メイクが密着して崩れにくい
油分は極端に多いとなじみきらず、肌のテカりやベタつきになります。
この余った油分で毛穴が詰まりやすくなることも。
逆に油分が少なすぎても、肌がカサつき、肌が自分で保湿しようと皮脂分泌が活発になります。
きちんと水分・油分のバランスが整った肌は、柔らかく、メイクノリが良くなり崩れにくさがアップ。うるおった状態の肌は、持っているバリア機能も高まって、肌トラブルが起こりにくいのです。
まずは肌がちょうど良くうるおう、スキンケアの組み合わせを見つけましょう。
水分バランスが整っている感覚が掴めたら、プラスで自分の悩みに合わせた美容液やオイルを取り入れるのがおすすめです。
自宅でできる毛穴引き締めケア
自宅でできる、毛穴を引き締めるスキンケア方法をご紹介します
どんな肌のお手入れでも、まずは保湿することが大切。
肌が乾燥した状態だと、多くのトラブルが起こり、お手入れ効率も下げてしまいます。まずは理想的なスキンケアを使って水分バランスを整え、次に毛穴タイプ別のお手入れを意識してみましょう。
ここでは毛穴タイプ別の引き締めケアをご紹介します。
○詰まり(黒ずみ)毛穴にはクレンジングと保湿
詰まり(黒ずみ)毛穴は、毛穴の中に汚れが詰まっているのが原因。不要なものはきちんと落として、皮脂が過剰に分泌されないよう、丁寧に保湿しましょう。
乾燥をなるべく抑えながら汚れを落とせるアイテムとして、油脂成分がメインのクレンジングがおすすめです。
クレンジングに使われることのある、油脂成分をいくつかご紹介しておきます。
毛穴が詰まりやすい方は、保湿の際に油分より水分を中心に補うようにしましょう。
セラミドやヒアルロン酸が含まれているスキンケアアイテムを使用するのがおすすめです。
脂性肌の方は乳液のかわりにジェルタイプの保湿剤を使うと、肌に水分を多めに与えることができます。
○開き(すり鉢)毛穴は摩擦に注意したお手入れ
毛穴の詰まりが原因で起こる開き(すり鉢)毛穴の方は、詰まり(黒ずみ)毛穴同様、クレンジングや保湿のお手入れが効果的です。
さらに毛穴周りが炎症を起こしているため、摩擦によって悪化させないように気をつけましょう。
肌への摩擦が起こりやすいのは、クレンジングをするときや、スキンケアをなじませるとき、ベースメイクを塗るときです。
クレンジングはまず使用量を見直しましょう。少ない量でクレンジングすると、指の滑りが悪くなるため摩擦が起こりやすくなります。
また、丁寧にクレンジングしようとするあまり、力を入れたり擦ったりすることにも注意。
スキンケアは手で顔を包み込むようにして、体温で浸透させるのがベストです。
頬、額、アゴと順番に包み込み、小鼻や目周りなどの細かい部分のみ、指先でやさしくなじませましょう。
ベースメイクは手やスポンジをスタンプのようにして、トントン広げると擦ることなくメイクができ、密着力も高まります。
なるべく刺激を与えずに、スキンケアは炎症を抑える成分を配合しているものを選ぶのがおすすめです。
○たるみ毛穴はインナーケアを意識
肌のたるみはスキンケアによる外からのアプローチはもちろん、生活習慣を見直して内側からケアしていくのが最適です。
基本の保湿ケアをしながら、食事や睡眠、運動などの習慣を整えましょう。
質の高い睡眠は、日中受けた細胞のダメージを修復します。寝る前のスマホをやめる、ストレスを溜めないといったことは、美肌効果を高める睡眠につながります。
運動をすれば血行が良くなり、肌に必要な栄養素や酸素が全身にめぐって代謝がアップ。血行を良くするだけでなく、ストレス発散効果も期待できます。まずは積極的に階段を使う、寝起きにストレッチするなど簡単なことからはじめてみましょう。
食事は外から補えない栄養素を体内に取り込める、美容に欠かせない習慣。栄養のバランスを意識することが大切です。ビタミン類、タンパク質、カルシウムなどの栄養素は、女性に不足しがちなので、積極的摂取してくださいね。
肌が本来持っている美肌を維持する機能を、生活習慣を整えることで最大限に引き出しましょう。
スキンケアでは、細胞をダメージから守るため、抗酸化作用のあるものを取り入れ、紫外線対策に力を入れましょう。ベースメイクに日焼け止め効果が含まれている場合でも、下地の前に日焼け止めを使うことをおすすめします。
毛穴を引き締める生活習慣は?
毛穴を引き締めるためにどのような生活習慣をつけるべきなのでしょうかA@毛穴を引き締める方法って?
毛穴を引き締めるには、内側から綺麗にしていくことも重要です。
スキンケアだけでなく、食事や習慣にも毛穴ケアを取り入れましょう。
○ストレス発散は皮脂を抑制する
身体はストレスを感じると、肌から皮脂を分泌します。
ストレスは、ホルモンバランスを乱す原因の一つです。ストレスによって男性ホルモンが分泌されると、皮脂の分泌も活発になり、毛穴悩みを悪化させてしまう可能性があります。
軽い運動や入浴で身体をリラックスさせ、ストレス状態が続かないように意識することで、皮脂を抑制してくれるのです。
○質の高い睡眠はすべての毛穴に効果あり
睡眠は、コラーゲン合成やターンオーバーを正常にする効果があります。
また、ストレス発散が毛穴に効果的なように、十分に睡眠をとることは自律神経やホルモンバランスを整え、過剰な皮脂分泌も抑制します。
このように睡眠は毛穴タイプ問わずに、美肌を叶える効果があるのです。
質の高い睡眠をとるには、日中に軽い運動をして適度な疲労を与え、夜は早めに食事を済ませるのが効果的。
寝る直前ではなく、夕方頃からリラックスできる環境を作っておくと、睡眠に必要な副交感神経が優位になり、スムーズに入眠できます。
○脂質と糖質は過剰皮脂の原因になる
脂質の多い食べ物は肌の油分コントロールを乱し、皮脂分泌が過剰になります。
皮脂を抑制するビタミンB2、B6は、体内で脂質の代謝や消化に関わっています。
そのため、脂質の多い食事を摂ると、肌の皮脂抑制よりも体内の脂質代謝にビタミンが使用され、テカりやすくなってしまうのです。
また、脂っこいものは単品で食べても満足感が高いため、バランスよく食事が食べられなくなります。脂質は適量を摂りながら、美肌に欠かせない栄養素をバランスよく摂取することが重要です。
毛穴引き締めにおすすめな成分
毛穴を引き締めるのにおすすめな成分を解説します
続いては毛穴ケアにおすすめな成分をご紹介します。
聞いたことがある成分も、毛穴にどんな効果があるかを知っておくと、スキンケア選びの参考になりますよ。
○レチノール
レチノールとはビタミンAの一種で、シワ改善効果が厚生労働省に認められた成分です。
肌のターンオーバーを促進、ハリ弾力のもととなるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成をサポートします。
角質で毛穴が詰まりやすくなっている肌や、ハリが低下した肌におすすめです。
ターンオーバーが促進された肌はデリケートになるので、レチノールを使用するときは紫外線対策が必須となります。
○ナイアシンアミド
ナイアシンアミドはビタミンB群の一種で、美白とシワ改善の効果が厚生労働省に認められた成分です。
コラーゲン生産のサポートや、メラニンが過剰に生成されるのを防ぐ働きがあります。
この他にもターンオーバーを正常に整え、保湿に欠かせないセラミドの生成をサポートし、バリア機能を強化します。
幅広い肌悩みに対応しているので、毛穴タイプ問わずに使いやすい成分です。
○ビタミンC
ビタミンCは美白のイメージが強いですが、皮脂抑制やコラーゲン生成サポートの効果も期待できます。
抗酸化作用もあり、ナイアシンアミド同様、毛穴タイプ問わずにおすすめな成分です。
抗酸化とはストレス、呼吸、紫外線などさまざまな要因で発生する活性酸素が、細胞にダメージを与えるのを防ぐ働きです。このダメージは肌の老化を加速させ、シミや乾燥の原因にもなります。
酸化を防ぐことは、今の肌をキープすることにもつながります。
○グリシルグリシン
グリシルグリシンは、不飽和脂肪酸による毛穴周りの炎症を抑える働きや、高い保湿効果がある成分です。イオンバランスを整えることで、開き(すり鉢)毛穴の原因である炎症を抑制します。
開き(すり鉢)毛穴は、毛穴周りのターンオーバーも乱れているため、保湿力のある成分を取り入れるのは毛穴を目立たなくさせるのにも有効だといえます。
○ライスパワーNo.6
ライスパワーNo.6は、皮脂分泌を抑制する効果が厚生労働省で認められた成分です。
皮脂腺にアプローチするので、テカりの原因を根本から抑える効果が期待できます。
毛穴に皮脂が詰まってしまうのは、過剰な皮脂分泌が原因の一つなので、角栓や毛穴の黒ずみが気になる方におすすめな成分です。
毛穴引き締めプチプラスキンケア
毛穴を引き締めるのに期待できる、おすすめのプチプラスキンケアアイテムをご紹介します
毎日消費するスキンケアだからこそ、毛穴を引き締めることを期待でき、惜しみなく使えるものを選びましょう。
今回はプチプラでおすすめなスキンケアをご紹介します。
○なめらか本舗『リンクル化粧水N』
出典:amazon
保湿成分として豆乳発酵液、レチノール、セラミドを配合した保湿の高い化粧水です。
乾燥による小じわを目立たなくする、効能評価試験済み。
プチプラでありながら高機能で、肌にうるおいとハリを与えます。
○アンレーベル『アンレーベル V エッセンス』
出典:amazon
ビタミンC誘導体を配合した美容液。
角質層にしっかり浸透し、乱れたキメを整えてなめらかな肌に導きます。
ベタつきが少なく、テカりやすい方でも朝晩使いやすいテクスチャーです。
○アベンヌ『ミルキージェル オイルコントロール』
出典:amazon
化粧水、乳液が1本になった、さらりとした質感の保湿ジェル。
みずみずしい質感のジェルが、水分油分のバランスがとれた肌に整えます。
テカりやすい方や、皮脂分泌が気になるTゾーンの部分使いにおすすめです。
○サンタマルシェ『ホットジェルクレンジング』
出典:amazon
洗浄成分にオリーブ果実油を使った、やさしい洗い心地のクレンジング。
厚みのあるジェルで肌を擦らずにメイクオフできます。
温感作用があり、リラックスしながら使えるのも魅力の一つです。
○キュレル『潤浸保湿泡洗顔料』
出典:amazon
消炎剤を配合した、マイルドな洗いあがりの洗顔。
泡で出てくるので、忙しい朝でも使いやすいのがポイントです。
乾燥しがちな肌や、肌荒れ予防をしたい方におすすめです。
○エリクシール ルフレ『おやすみマスク』
出典:amazon
夜のスキンケアの最後に塗ると、眠っている間もしっかり肌にうるおいを与えてくれるスリーピングマスク。
開き毛穴が気になりだした肌の、水分と油分のバランスを整えます。
使っているスキンケアに、プラスアルファで保湿力を追加したいときにおすすめです。
丁寧なケアで毛穴レスを目指そう
毛穴はタイプ別に原因が違い、お手入れ方法や対策を変える必要があります。
詰まり(黒ずみ)毛穴は汚れを落として保湿する
開き(すり鉢)毛穴は詰まりと炎症を起こさない
たるみ毛穴はインナーケアを心がける
顔のすべての毛穴が同じタイプというわけではありません。
部位によって複数のトラブルが起きていることもあります。
そのため、しっかり毛穴を観察しながら、部位によってお手入れを変える必要があることも。
今すぐなんとかしたい毛穴悩みですが、引き締めるにはやさしく丁寧なケアが必須です。時間をかけてじっくり向き合うことで、自分に合ったお手入れ方法を見つけましょう。
岡田ハルオ おかだはるお 美容専門学校卒業後、外資ブランドで美容部員として勤務。現在は美容ジャンルを中心に、webライターとして活動。ブログでも情報発信中。 この著者の記事一覧はこちら
栗田優花 くりたゆうか 大学時代、インターンシップで女性向けメディアの化粧品・メイク・スキンケア等の美容系記事の執筆を担当。化粧品検定1級等の資格を取得。2022年にマイナビニュース編集部に加入し、美容系の記事編集を担当。 この監修者の記事一覧はこちら