iOS 16やiOS・iPadOS 15.7にて「App Store」でアプリのアップデートができない不具合!

既報通り、Appleは12日(現地時間)、iPhone向けプラットフォーム「iOS」およびApple Watch向けプラットフォーム「watchOS」、Apple TV向けプラットフォーム「tvOS」のそれぞれの最新バージョン「iOS 16.0(20A362)」や「watchOS 9.0(20R361)」、「tvOS 16.0(20J373)」の正式版を提供開始したとお知らせしています。

また合わせて同社では既存の「iOS 15」および「iPadOS 15」の最新バージョン「iOS 15.7(19H12)」および「iPadOS 15.7(19H12)」も提供開始しています。iOS 16.0やiOS 15.7、iPadOS 15.7、watchOS 9.0、tvOS 16.0へのアップデートはそれぞれ対象製品であれば、無料で実施できます。

一方、これらのうちのiOS 16.0やiOS 15.7、iPadOS 15.7にアップデートしたiPhoneやiPad、iPod touchの一部でアプリ配信マーケット「App Store」におけるアプリのアップデートができない不具合が発生しています。更新後にApp Storeの規約変更による同意が求められますが、同意しようとするとエラーが発生してしまいます。

ただし、エラーには「時間を置いてもう一度お試しください。」と表示されていますし、サーバー側の問題のように思われますので、しばらくしたら解消されるのではないかと思われます。とはいえ、どうしてもすぐにでもアプリのアップデートをしなければならいということがある人はご注意ください。


OS 16はiOSの最新メジャーバージョンで、新たにパーソナライズ機能としてロック画面のカスタマイズ機能が導入されるほか、集中モードも強化されて通知を受け取りたいアプリと相手を指定できるようになり、iPhoneの見た目と雰囲気がその時々の使い方とマッチするようにロック画面を集中モードにリンクさせることもできるようになっています。詳細は『Apple、スマホ向け次期プラットフォーム「iOS 16」を発表!iPhone 8以降が対象で正式版が今秋登場。6s・7・初代SEやiPod touchは対象外 - S-MAX』をご覧ください。

一方、iOS 15.7は既存のiOS 15には対応しているものの、iOS 16に非対応な機種を利用している場合だけでなく、携帯電話サービスやアプリ、周辺機器などの動作や大きな不具合がないかどうかの確認が済んでからiOS 16にしようという場合向けに提供されており、またiPadにおいては「iPadOS」の次期バージョン「iPadOS 16」がまだ配信されていないため、iPadOS 15.7が最新バージョンとなります。

<<iOS 16対応製品>
・iPhone 14
・iPhone 14 Max
・iPhone 14 Pro
・iPhone 14 Pro Max
・iPhone 13
・iPhone 13 mini
・iPhone 13 Pro
・iPhone 13 Pro Max
・iPhone 12
・iPhone 12 mini
・iPhone 12 Pro
・iPhone 12 Pro Max
・iPhone 11
・iPhone 11 Pro
・iPhone 11 Pro Max
・iPhone XS
・iPhone XS Max
・iPhone XR
・iPhone X
・iPhone 8
・iPhone 8 Plus
・iPhone SE(第2世代)
・iPhone SE(第3世代)

<iOS 15対応製品かつiOS 16非対応製品>
・iPhone 7 Plus
・iPhone 7
・iPhone 6s Plus
・iPhone 6s
・iPhone SE(第1世代)
・iPod touch(第7世代)

記事執筆:memn0ck


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