竹内力 12億円“7LLLDK”豪邸を売却していた!「実は31歳で大怪我をして今も後遺症が」初めて明かした“終活”
取材中に「君たちが住んでみないか?」と、購入をすすめられた
「竹内力さんのあの有名な家が売りに出されているんですよ……。いったい何があったのか、関係者は心配しています」
と語るのは不動産関係者だ。
“有名な家”とは、高級住宅街・自由が丘に鎮座する、3階建ての白亜の大豪邸だ。
「竹内さんが34歳のころに購入した、かつては大使館として利用されたことのある豪邸です。『難波金融伝・ミナミの帝王』シリーズをはじめ、数多の大ヒットVシネマに出演した竹内さんのまさに成功の証し。そのド派手な外観と、豪華な部屋の数々は、何度もテレビで取り上げられました。愛着があるはずですし、金銭トラブルでもない限り売却は考えづらいです」(芸能記者)
本誌が入手した資料によると、総床面積414平米のこの邸宅は今年になって、約8億円で売りに出されている。
“Vシネマの帝王”に何か金銭トラブルかーー。本誌が自宅の“タワマン”から出てきた竹内を直撃すると、
「カネならあるよ。説明するから後日来てくれ」
と、迫力ある声で一喝。そこで後日、竹内が代表を務める映画製作会社を訪ねた。そこで聞かされたのは、意外な真相だった。
「もう不動産会社への売却は済んでいるんだ。価格は7億円以上。まだ次に住む人は決まっていないみたい。思い入れのある家だったんだけどね」
購入費用と合わせて、この家には12億円近いお金をかけてきたという。
「元大使館といっても、たんなるオフィスのような内装で、派手じゃなかったんだ。タイルを張り替え、蛍光灯をシャンデリアに変えて…何から何まで改築して、洋館風にしたんだ。次に買ってくれる人にも、使い方を説明したいな」
売却に至った経緯を、こう明かす。
「10年前から、売ろうかと考えていたんだ。妻と暮らしているけど、広すぎるんだよ。別々の部屋にいると声も届かない。インターホンはつけたけど結局使わないしね。実際に使っているのは2、3部屋だけ。朝8時までにゴミ出しもしなくちゃいけない。それにエレベーターがないから、3階に行くには階段を使う必要がある。でも、自分がいつまで元気に動けるかわからないわけだから。言ってしまえば、“終活”の一種だな」
購入した当初は、ホームパーティを頻繁に開催していた。
「50人とか100人とか呼んで、映画を観たり酒を飲んだりして、朝まで騒いだもんだよ。ベッドはいくらでもあるし、トイレは5つ。少なく見積もっても7LLLDKだから、ホテルみたいなもんだよな。でも、そのためにコップは300個以上も用意するし、当日は洗い物も追いつかないし、後始末も大変でやらなくなっちゃったよ(笑)」
周囲から“マンション移住のススメ”もあったという。
「最近は、同年代や年上の社長たちから『もう豪邸には住めたのだからいいじゃないか』とか『後のことを考えなよ』とすすめられてね。確かにそうだなと思った。アクションの仕事が減ると思って、これまで公表してこなかったけど、31歳のときに映画の撮影で大怪我をしているんだよ。腰と首の手術を何度もしているし、今も我慢しているけど、痺れなどの後遺症はある。人よりも元気でいられる時間は短いと思っているんだよね」
もちろん、終活といっても、仕事を引退するわけではない。
「映画は何本も製作中だし、出演する予定もあるよ。ただこの年だから、出たいと思える作品だけ受けているんだ」
と語るドスの効いた声は、まだまだ“帝王”らしく怖いけれど!