瀬戸内海を望む江田島市でイチジクの出荷が最盛期を迎えています。

赤紫色に熟れたイチジク、江田島市ではおよそ30戸の農家が「蓬莱柿」という品種のイチジクを栽培しています。

今年は雨が少なかったことなどから玉太りが心配されましたが、濃厚な甘みを持つおいしいイチジクが育ったということです。

天候に恵まれ例年より1週間ほど早く出荷のピークを迎えていて、今シーズンは約20トンの出荷を見込んでいます。

イチジク農家 奥本国三さん「糖度も増して非常に甘みが出ているので、もぎたてを食べていただくのとデザートにして食べていただければと思います」

江田島産のイチジクは来月末まで出荷され、県内のスーパーなどで販売されます。