自民党は旧統一教会と資金のやり取りや選挙協力などがあった議員として、県内に地盤を置く3議員を含む179人に接点があったことを明らかにしました。

自民党 茂木敏充幹事長「決して少ないと思っていません。ですから重く受け止めている率直に反省している」

自民党は旧統一教会との関係について衆参両院の所属議員379人に対して行った調査の結果を明らかにしました。

名前が公表された議員121人のうち、県内に地盤を置く議員は旧統一教会の関連団体の会合へ出席し、議員本人があいさつしたとして衆議院広島7区の

小林史明議員と比例中国の石橋林太郎議員。

旧統一教会および関連団体に対する支出のうち法律で公開が必要な対象として、広島5区選出の寺田稔総務大臣の名前を公表しました。

茂木幹事長は公表した大半の議員が当時関連団体と認識がなかったとし、今後は一切関係をもたない方針を守っていくことが大切だと述べました。

また去年の衆議院選挙で初当選した石橋林太郎議員が、県議時代に旧統一教会の関連団体の会合に参加する費用や機関紙の購読料を政務活動費から支出していたことが分かりました。

収支報告書によりますと2018年に都内であった教団の政治団体「国際勝共連合」の創立記念行事の参加費と旅費として2万7480円、2018年と2020年に同団体の機関紙の購読料として、あわせて1万4500円あまりを支払っていました。

石橋議員の秘書は「教団と関係があると分からず支出した、軽率だった」とし「不適切な支出」と認め全額を県に返還する意向を示しています。