台風11号 広島県内で倒木・運休・通行止めなど
大型で強い台風11号は6日午前広島県に最接近し各地に様々な爪痕を残しました。
斉藤俊幸記者
「雨交じりの強い風が吹いています。海には白波が立ち防波堤には波が強く打ち付けいています」
広島県内では台風11号の影響で庄原市高野で観測史上最大の25.7m/s
広島市中区で22.1m/sの最大瞬間風速を観測しました。
永松雄輔記者
「強風が吹いています。道路わきにある街灯が大きく傾いています」
南区宇品海岸では強風で街灯が斜めに、江田島市でも電柱が「ぽっきり」。
現場の作業員によりますと、付近の木が倒れて電線に引っかかり、その重みで折れたということです。
斉藤俊幸記者
「新幹線口の電光掲示板なんですが、博多方面は運転見合わせということで調整中と表示されており、人の姿もまばらです」
山陽新幹線は台風接近に備え、5日の時点で広島~博多間で始発から午後4時ごろまで運転を取りやめ、広島~新大阪間でも本数を減らすことを決めていました。
名古屋に行く人
「午前9時1分ののぞみは運休だから切符を変えてもらいなさいと言われた。妹と何十年ぶりに会うので今日を楽しみにしていたのに」
JR西日本によりますと強風で竹が倒れ、山陽本線や芸備線の一部で一時運転を見合わせるなど影響が出ました。