今月、広島県の似島沖で起きたクルーズ船の火事について、第六管区海上保安本部が業務上失火罪を視野に捜査を進めていると明らかにしました。

第六管区海上保安本部 橋本昌典本部長

「乗客が海面に避難しなければならず人命に危害が及ぶ恐れがあった海難事故であったと認識」

15日、南区にある似島の西およそ2.3キロの海上でクルーズ船が燃える火事がありました。

25日の会見で長崎克明警備救難部長は火災が発生したことは明確なため業務上失火罪を視野に入れて捜査を進めていく考えを示しました。

また、25日も江田島市の海上で漁船同士が衝突する事故があるなど海での人身事故はこの夏15件増えているということです。