【青髪のテツ】ピーマンの苦味がほぼ消えた!?秘密は…切り方&〇にさらすだけ!【超使える野菜講座】
こんにちは、スーパー青果部歴10年の青髪のテツです。ピーマンは通年出回っていますが、夏を迎えてますますおいしくなりましたね。ピーマンといえば「苦味」が特徴的ですが、この味が嫌いな子どもは多く、「うちの子はピーマンが食べられなくて…」とお悩みのママも多いのでは?実はピーマンの苦味、下ごしらえのひと手間で抑えることができるんです!今回は、ピーマンの苦味をとことん抜く裏ワザを紹介します。
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ピーマンは、炒めもの、肉詰めなどが定番ですが、サラダや漬物、煮浸しにしてもおいしいですよね。とってもおいしい夏野菜ですが、「苦くて嫌い!」というお子さんも多いと思います。
もし、この「苦味」が減れば、ピーマンが苦手な子も克服できるかもしれません。ピーマン嫌いのお子さまがいる家庭はぜひ試してみてくださいね。
ピーマンを「とことん苦味抜き」するには…
ピーマンの苦味成分は下の方法で大幅に減らすことができます。
1. 綿と種を取る。
2. ピーマンの繊維の方向(軸とお尻を結ぶライン)とは垂直に薄切りにする。
3. ボウルに水を入れて洗う。
4. 水を捨てる。
5. 水が濁らなくなるまで3、4を繰返す
6. 10分水に漬ける
もし、この方法が手間だと思った方は繊維に沿って縦に切ってみてください。上で紹介した「とことん苦味抜き」ほどではありませんが、苦味成分が染み出しにくくなるので苦味が多少やわらぎます。
<あたらしい日日編集部の試食レポート>
とことん苦味を抜いたピーマン(A)と、繊維に沿って切ったピーマン(B)、そして苦味を抜かず繊維に垂直に切ったピーマン(C)をそれぞれ食べ比べてみました。
まず最初に、Cをパクリ。うん、ほろ苦い。普通のピーマンって感じです。
次に、Bを試食。心なしか…苦味が少ないような気がします。
最後に、「とことん苦味抜き」のAを食べました。おお…苦くない!口に入れて最初に感じるのは、ピーマンのやわらかい甘味。苦味はかすかに感じるかな~?くらいです!
「とことん苦味抜き」はかなり効果があると思いますよ!!(レポ終わり)
ピーマンの苦味はなぜ抜けるの?
ピーマンには、ピラジンと呼ばれる苦味成分が含まれています。このピラジンは水溶性なので、水洗いをしたり、水にさらしたりすることで抜くことができます。
ピーマンの場合、繊維と垂直に切ることで苦味成分が染み出しやすくなります。一般的に、苦味を感じにくくするためには繊維に沿って切るといいとされていますが、今回はあえて苦味成分が多く染み出るように繊維と垂直に切っています。そのあと、何度も洗って水にさらすことで、とことん苦味成分を抜くことができるのです。
ピーマンの苦味を抜くと栄養はどうなる?
ピーマンは水溶性のビタミンCやビタミンPを含んでいます。また、苦味成分であるピラジンには血流改善、冷え性予防効果が期待できます。
なので、今回の方法はあくまで「苦味を抜いておいしくピーマンを食べるため」の手段であり、栄養が大きく損失することは覚えておきましょう。
「とことん苦味抜き」は、ピーマン嫌いな子の苦手意識をなくすために試してみて、徐々に水にさらす時間を少なくし、味に慣らしていくという形で活用するといいかもしれません。
もし、栄養を優先するならレンジ調理がおすすめです。レンジは水にふれることなく調理することができるので、ピーマンの水に溶け出しやすい成分の損失が少ないんです。
以上、ピーマンの苦味を抜く方法でした。苦手な子にはぜひ試してみて、旬のピーマンをおいしく食べてくださいね。
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もし、この「苦味」が減れば、ピーマンが苦手な子も克服できるかもしれません。ピーマン嫌いのお子さまがいる家庭はぜひ試してみてくださいね。
ピーマンを「とことん苦味抜き」するには…
ピーマンの苦味成分は下の方法で大幅に減らすことができます。
1. 綿と種を取る。
2. ピーマンの繊維の方向(軸とお尻を結ぶライン)とは垂直に薄切りにする。
3. ボウルに水を入れて洗う。
4. 水を捨てる。
5. 水が濁らなくなるまで3、4を繰返す
6. 10分水に漬ける
もし、この方法が手間だと思った方は繊維に沿って縦に切ってみてください。上で紹介した「とことん苦味抜き」ほどではありませんが、苦味成分が染み出しにくくなるので苦味が多少やわらぎます。
<あたらしい日日編集部の試食レポート>
とことん苦味を抜いたピーマン(A)と、繊維に沿って切ったピーマン(B)、そして苦味を抜かず繊維に垂直に切ったピーマン(C)をそれぞれ食べ比べてみました。
まず最初に、Cをパクリ。うん、ほろ苦い。普通のピーマンって感じです。
次に、Bを試食。心なしか…苦味が少ないような気がします。
最後に、「とことん苦味抜き」のAを食べました。おお…苦くない!口に入れて最初に感じるのは、ピーマンのやわらかい甘味。苦味はかすかに感じるかな~?くらいです!
「とことん苦味抜き」はかなり効果があると思いますよ!!(レポ終わり)
ピーマンの苦味はなぜ抜けるの?
ピーマンには、ピラジンと呼ばれる苦味成分が含まれています。このピラジンは水溶性なので、水洗いをしたり、水にさらしたりすることで抜くことができます。
ピーマンの場合、繊維と垂直に切ることで苦味成分が染み出しやすくなります。一般的に、苦味を感じにくくするためには繊維に沿って切るといいとされていますが、今回はあえて苦味成分が多く染み出るように繊維と垂直に切っています。そのあと、何度も洗って水にさらすことで、とことん苦味成分を抜くことができるのです。
ピーマンの苦味を抜くと栄養はどうなる?
ピーマンは水溶性のビタミンCやビタミンPを含んでいます。また、苦味成分であるピラジンには血流改善、冷え性予防効果が期待できます。
なので、今回の方法はあくまで「苦味を抜いておいしくピーマンを食べるため」の手段であり、栄養が大きく損失することは覚えておきましょう。
「とことん苦味抜き」は、ピーマン嫌いな子の苦手意識をなくすために試してみて、徐々に水にさらす時間を少なくし、味に慣らしていくという形で活用するといいかもしれません。
もし、栄養を優先するならレンジ調理がおすすめです。レンジは水にふれることなく調理することができるので、ピーマンの水に溶け出しやすい成分の損失が少ないんです。
以上、ピーマンの苦味を抜く方法でした。苦手な子にはぜひ試してみて、旬のピーマンをおいしく食べてくださいね。
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