【リュウジレシピ】本当に美味しい“そうめんの炒め方”とは?「至高のそーめんチャンプルー」作ってみた!

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今、朝の連続テレビ小説は沖縄がテーマで沖縄料理もよく登場しますが、リュウジさんの手になる沖縄料理は「至高のそうめんチャンプルー」。我流で作ると「ベチャッとなる」「麺がパサつく」「ズバリ!おいしくない」…となかなか難しい料理ですが、「茹で方と炒め方」で仕上がりがまるで違う!のだそう。実際に作ってみると…そうめんに弾力があって噛み応え満点!その作り方を詳しく紹介しますね♪

【SNSで話題】新常識「そうめんはゆでない⁉」…おいしい作り方は「ゆがく」にありました【味の徹底比較】


料理研究家リュウジさん考案「至高のそうめんチャンプルー」


見つけたTwitterがこちらです。
1万いいねされています。

実際に作った方もたくさんいて、「彩りがきれい」「暑い日でも食べやすい」「茹で時間が大事なんだ!」などの声が集まっていました。ますます仕上がりが気になる…!

「至高のそうめんチャンプルー」の材料はこちら



【材料】(1人分)
そうめん…100g
にんじん…30g
玉ねぎ…1/4個(60g)
ニラ…25g
ツナ缶(オイルタイプ)…1缶
白だし…大さじ1
塩…小さじ1/3
ブラックペッパー…思っている量の3倍
かつお節…適量
ラー油…お好みで

いろんな色みのある野菜が入っていて、見た目からも食欲がそそられそう。
今回は子どもと一緒に食べるので、ブラックペッパーは抜いて作りました。

にんじんはそうめんの細さに合わせて、できるだけ細かい千切りにしましょう。
玉ねぎもにんじん同様に千切りにします。
ニラは4㎝幅程度に切り、茎のほうは細く切りましょう。
そうめんを茹でるためのお湯を沸かしておきます。

下準備を終えたら、いよいよ調理開始です。

ポイントはそうめんの茹で時間と炒め方にあり!

1.フライパンにサラダ油小さじ2(分量外)を引いて中火にかけ、にんじんと玉ねぎがしんなりするまで、3~4分炒めます。



2.にんじんと玉ねぎがやわらかくなってきたら火を止め、ニラを加えます。
ニラは余熱で火を通しましょう。



3.沸騰したお湯でそうめんを30秒茹でます。
あとでフライパンで炒めるため、この茹で時間は厳守してください。



そうめんを茹でたらザルに上げ、そうめんの粉を落とすように手で揉みながら、流水でよく洗いましょう。
そうすることで、そうめん同士がくっつかなくなります。
洗い終わったら、少し水気が残る程度に軽く絞ってください。

4.2で火を止めたままのフライパンに、茹でたそうめんとツナ缶を油ごと全部入れて、よく混ぜましょう。
ツナ缶の油をそうめんによく絡めることで、そうめん同士がくっつきません。



5.引き続き火を止めたまま、白だしと塩、ブラックペッパーを思っている量の3倍加えて、よく混ぜ合わせます。
※今回はブラックペッパーを抜いて作っています。



全体に味がなじんだら、火をつけて温めます。
そうめんを炒めすぎると水分が出てパサついてしまうので、”炒める”のではなく”温める”ことが重要です。

6.お皿に盛ったらかつお節を振りかけて出来上がり。



今までにもそうめんチャンプルーを作ったことはありますが、ベチャッとしちゃったり、おいしくなかったりした理由が判明しました。
そうめんを茹ですぎていたこと、流水でしっかりとそうめんの粉を落としきれていなかったこと、そして炒めすぎが原因だったのでしょう。あの作り方では、おいしくならないのも納得です。

今回はポイントを押さえて作ったのでベチャッともしないし、そうめん同士がくっつくこともなかったです。

食べてみたら…「え、これって本当にそうめん!?」

食べ進めると…。
「これは本当にそうめんなの!?」と、不思議な感覚になりました。

しっかりとしていて、いつものそうめんよりもコシがあります。



にんじんと玉ねぎの甘味が絶妙に味のバランスを整えています。
そして、火を止めてから加えたニラの、シャキシャキとした食感もいいアクセントに。

小3の娘は「麺がモチモチしていておいしい!」と言っていました。
たしかに弾力があり噛み応え抜群。
苦手なニラが入っていたにも関わらずパクパク食べていたのは、麺がおいしかったからかもしれません。

ちなみに大人はブラックペッパーを後からかけましたが、これ、ピリッとした辛さがいいですね~!
分量にあった”思っている量の3倍”の意味が、よくわかります。
一気におつまみ感がアップしました。

リュウジさん曰くラー油はマストだそうなので、味の変化で後にかけましたが、風味が足されてこれもまたおいしい!
こうやって、ちょっとずつ味の変化を楽しむのもいいですね。

なんと言っても「炒めすぎない」ことが重要!

料理研究家リュウジさん考案の「至高のそうめんチャンプルー」を作ってみました。

ポイントがやや多いですが、難しいことは何もなし。
手軽に試しやすく、順にやっていくだけなのに、おいしさのレベルは格段にアップします。

主食としてはもちろん、お酒のおつまみにもぴったり。
ぜひ作ってみてください。

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