【青髪のテツ】「枝豆はもう茹でないでください!」コンロ前地獄から解放&味も濃い~【超使える野菜講座】

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こんにちは、スーパー青果部歴10年の青髪のテツです。夏になりビールがおいしい季節になりましたね。ビールのおつまみといえば、真っ先に「枝豆」が思い浮かぶんじゃないでしょうか。でも、枝豆はお湯を沸かして茹でるのが少し手間です。しかもムシムシじめじめした暑い日に火の前に立つのはなるべく避けたい…。そこで今回は、茹でずに枝豆を調理する裏ワザを紹介します。

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枝豆は塩茹でするだけで本来のほのかな甘味と塩気とが相まって、ビールが止まらなくなりますよね。

そんなおいしい枝豆を、茹でずに食べられたら最高だと思いませんか?

そんな嬉しい裏ワザとは…「レンチン」です。

「レンチン枝豆」は600Wで2分×2回!

1. 枝豆を洗う。



2. 塩もみして20分放置する。



3. ラップをかけて600Wで2分レンチン。



4. レンジから取り出して軽く混ぜる。



5. もう一度、600Wで2分レンチン。



6. ラップをしたまま8分蒸らす。



レンチンだと茹で過ぎることもなく、レンチン時間や蒸らす時間を調整することでお好きな固さに調整しやすいのでおすすめです。濃厚な甘みもあっておいしいので、ぜひ1度お試しください。


レンチンした枝豆。茹でた豆と同様に、さやからツルっと出てきました~

<あたらしい日日編集部の試食レポート>
レンチン枝豆、画期的ですよね~。試食してみたところ、しっかり火が通っていて、枝豆本来の甘みが口の中に広がっておいし~!業務中ながらビール飲みたくなります…。
なお、上記のレンチン時間・蒸し時間では、若干固めに仕上がります。柔らかめが好きな人は、レンチン時間を少し伸ばすといいかも。
塩の量は、今回控えめ(枝2本分に対して2つまみ)にしましたが、もう少ししょっぱくても良かったかな~。お酒のあてなら、少し多めに塩をふってもおいしいと思います!(レポ終わり)



また、粗熱をとって冷凍用保存袋に入れれば、冷凍保存も可能です。食べきれないときはぜひ試してみてくださいね。

おいしい&新鮮な枝豆は、ココをチェック!

鮮度がいい枝豆は、「うぶ毛がしっかりついていて鮮やかな緑色をしているもの」です。



また、枝豆は鮮度が落ちやすい野菜です。手間もゴミも増えますが、傷みにくい「枝付き」を選ぶことをおすすめします。



余裕があれば、「だだ茶豆」などブランド枝豆も試してみてください。食べるとやみつきになりますよ。

枝豆は栄養面でもお酒の友!?

枝豆は野菜の中でもメチオニンという成分がダントツに多く含まれています。

メチオニンは肝臓機能の働きを助けることで、アルコールを分解し二日酔いを軽減してくれます。この成分は二日酔い対策の薬にも含まれているほどです。

また枝豆の主成分であるタンパク質は、肝臓でアルコールを分解されるときに必要となる栄養素なんです。

枝豆のこれらの成分は、お酒による二日酔いだけでなく悪酔いを防ぐ働きがあります。ぜひお酒のおつまみには枝豆!ですね。

国産の枝豆は8月に流通のピークを迎えます。

日ごろは冷凍枝豆を食べている、という方も多いでしょうが、流通量が増えると生の枝豆も値段が安くなるので、ぜひ生の枝豆を買ってみてください。そして、レンチンで簡単においしくいただきましょう!

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