【難解なレシピ語】「ふんわり」ラップをかけるの正解は?“ふわっとかけて隙間から水分逃がす”は間違い⁉
レシピでよく見かける「ふんわりラップをかける」。この「ふんわり」って一体どんななんでしょう?「ふわっとかけて、ラップと容器の間に一部少しだけ隙間を作って、食材の水分を逃がす」のが正解だと思ってきました。どうやらそれ、間違いらしいんです。そこで、正しい「ふんわり」ラップをかけるを試してみることにしました。
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「ふんわりラップ」を勘違いしている人が多数いる模様
正しいやり方を教えてくれたのは、愛知県などで放送されているCBCテレビの情報番組『チャント!』。
SNSで話題になっているとのことですが…。
おそらく10.8万いいね!された、こちらのツイートが話題の発信源ではないかと思われます。
多くの人がわたしと同様、「ふんわりラップをかける」→「きっちりラップをかけない」→「隙間を作って適当にラップをかける」と解釈していたよう。
あまりの衝撃的な事実に、SNS界隈は大きくザワつきました。
ちなみに、わたしがやっていた間違った「ふんわりラップをかける」はこんな感じです。
電子レンジで加熱しても破裂しないようにと、水蒸気が逃げやすい隙間を作ってかけていました。
ですが、この考え方は間違っていたようで…。
本来の「ふんわりラップをかける」目的は、”蒸気で膨らんでも破裂の心配がなく、食品の水分を逃さず加熱するため”なんだそうです。
では、正しい「ふんわりラップをかける」を実際にやってみましょう。
「ふんわりラップをかける」の正しいやり方
1.容器の上でラップを長めに切ります。
2.ラップの右端を持ち上げ、たるみを持たせて容器の端に貼ります。
3.ラップの左端も2と同じようにします。
4.容器とラップの間に隙間がないよう、しっかりと押さえます。
以上、これが正しい「ふんわりラップをかける」なんだそうです。
これだと、蒸気で膨らんでも破裂の心配がない上に、食品の水分を逃さず加熱できるというわけ。
破裂しないように蒸気を逃がすのだと思っていたわたしは、根本的に間違っていました。
本当は食品の水分を逃してはいけないところを逃がしていたわけですから、料理もおいしくできませんよね。
じつは思い当たる節も…。
棒棒鶏を作る時にいつも鶏肉がパサパサになったのは、ラップのかけ方が間違っていたからなんだ!と合点がいきました。
正しい”ふんわりラップ”で料理の出来がこんなに違うとは!
パサつきがちな鶏むね肉を使って、正しくラップをかけた場合と隙間を開けてかけた場合、味や食感にどれくらい違いが出るのかやってみることに!
調理方法は、フォークなどで穴を開け、塩、こしょう、日本酒をふった約50gの鶏むね肉にラップをして600wの電子レンジで1分半ほど加熱。
ラップをしたまま20分ほど置いて粗熱をとった後、食べ比べました。
ナイフとフォークで切ってみると…なんとそこから既に違いが!
こちらは、正しいやり方でラップした鶏肉を切っているところ!
まずは、隙間を開けてラップをかけて加熱した鶏肉から。
少し切りづらく、ナイフから伝わる感触がすでに硬く感じました。断面をチェックすると…。
見た目も水分がなくてパサついているように見えますね。
その画像がこちらです!
↓
↓
隙間を開けてラップをかけ加熱した鶏肉
続いて、隙間がないよう正しくラップをかけた鶏肉をカット。
スッとナイフが入って、やわらかさを感じました。水分を多く含んでふっくらしているように見えます。パサつき感はゼロ!
ちなみに、その断面の写真がこちら。
↓
↓
正しいラップのかけ方で加熱した鶏肉
実際に食べてみると、その差は歴然。
正しくラップをかけた鶏肉はやわらかくて、ふんわり&ジューシー。淡白なむね肉なのにびっくり!
今まで、電子レンジで調理してこんなにおいしく仕上がったことはないというくらいのレベルです。おいしい!
一方、隙間を開けて加熱した鶏肉はいつもどおりの硬さとパサつきがあって、食感もギシギシしています。
こんなにも出来が違うとは驚きです。
やはり、正しくラップをかけないとおいしい料理はできませんね。今度、棒棒鶏を作るのが楽しみになってきました♪
ぜひみなさんも「ふんわりラップをかける」の正しいやり方、試してみてくださいね。
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「ふんわりラップ」を勘違いしている人が多数いる模様
正しいやり方を教えてくれたのは、愛知県などで放送されているCBCテレビの情報番組『チャント!』。
SNSで話題になっているとのことですが…。
おそらく10.8万いいね!された、こちらのツイートが話題の発信源ではないかと思われます。
よく見る『ふんわりラップをして』ていうのを、かけてるのかかけてないのかわからないようなテキトーな感じで被せていたけど、本当は器のフチはしっかり密着させて、真ん中を弛ませるていうのを最近知った。
- 餃子 (@gSYcryyCubyXmyv) May 29, 2022
レシピどうり作ってもうまくいかなかったのはこれが原因。
多くの人がわたしと同様、「ふんわりラップをかける」→「きっちりラップをかけない」→「隙間を作って適当にラップをかける」と解釈していたよう。
あまりの衝撃的な事実に、SNS界隈は大きくザワつきました。
ちなみに、わたしがやっていた間違った「ふんわりラップをかける」はこんな感じです。
電子レンジで加熱しても破裂しないようにと、水蒸気が逃げやすい隙間を作ってかけていました。
ですが、この考え方は間違っていたようで…。
本来の「ふんわりラップをかける」目的は、”蒸気で膨らんでも破裂の心配がなく、食品の水分を逃さず加熱するため”なんだそうです。
では、正しい「ふんわりラップをかける」を実際にやってみましょう。
「ふんわりラップをかける」の正しいやり方
1.容器の上でラップを長めに切ります。
2.ラップの右端を持ち上げ、たるみを持たせて容器の端に貼ります。
3.ラップの左端も2と同じようにします。
4.容器とラップの間に隙間がないよう、しっかりと押さえます。
以上、これが正しい「ふんわりラップをかける」なんだそうです。
これだと、蒸気で膨らんでも破裂の心配がない上に、食品の水分を逃さず加熱できるというわけ。
破裂しないように蒸気を逃がすのだと思っていたわたしは、根本的に間違っていました。
本当は食品の水分を逃してはいけないところを逃がしていたわけですから、料理もおいしくできませんよね。
じつは思い当たる節も…。
棒棒鶏を作る時にいつも鶏肉がパサパサになったのは、ラップのかけ方が間違っていたからなんだ!と合点がいきました。
正しい”ふんわりラップ”で料理の出来がこんなに違うとは!
パサつきがちな鶏むね肉を使って、正しくラップをかけた場合と隙間を開けてかけた場合、味や食感にどれくらい違いが出るのかやってみることに!
調理方法は、フォークなどで穴を開け、塩、こしょう、日本酒をふった約50gの鶏むね肉にラップをして600wの電子レンジで1分半ほど加熱。
ラップをしたまま20分ほど置いて粗熱をとった後、食べ比べました。
ナイフとフォークで切ってみると…なんとそこから既に違いが!
こちらは、正しいやり方でラップした鶏肉を切っているところ!
まずは、隙間を開けてラップをかけて加熱した鶏肉から。
少し切りづらく、ナイフから伝わる感触がすでに硬く感じました。断面をチェックすると…。
見た目も水分がなくてパサついているように見えますね。
その画像がこちらです!
↓
↓
隙間を開けてラップをかけ加熱した鶏肉
続いて、隙間がないよう正しくラップをかけた鶏肉をカット。
スッとナイフが入って、やわらかさを感じました。水分を多く含んでふっくらしているように見えます。パサつき感はゼロ!
ちなみに、その断面の写真がこちら。
↓
↓
正しいラップのかけ方で加熱した鶏肉
実際に食べてみると、その差は歴然。
正しくラップをかけた鶏肉はやわらかくて、ふんわり&ジューシー。淡白なむね肉なのにびっくり!
今まで、電子レンジで調理してこんなにおいしく仕上がったことはないというくらいのレベルです。おいしい!
一方、隙間を開けて加熱した鶏肉はいつもどおりの硬さとパサつきがあって、食感もギシギシしています。
こんなにも出来が違うとは驚きです。
やはり、正しくラップをかけないとおいしい料理はできませんね。今度、棒棒鶏を作るのが楽しみになってきました♪
ぜひみなさんも「ふんわりラップをかける」の正しいやり方、試してみてくださいね。
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