「海の日」の18日、県内唯一の水族館、大田原市のなかがわ水遊園では夏の企画展に大勢の家族連れが訪れました。

旗印が並びさながら合戦場のようななかがわ水遊園の展示ゾーン。ことしの夏の企画展は「2022」の指文字に合わせて、はさみを持った生き物を中心に主役を争う「チョキチョキ合戦夏の陣」です。

「いざ那珂川」と名乗りを挙げている「カニ軍」の大将は「タカアシガニ」。足を広げると1メートルにもなる日本近海に住む世界最大のカニで水遊園では初めての展示です。

対するエビとザリガニの「エビ・ザリ連合軍」を率いるのは、こちらも世界最大で80センチの大きさを誇る「アメリカンロブスター」です。

さらに、はさみではないものの体にV字の部位がある生き物が手を組んだ「V字同盟軍」も参戦。ヤドカリを始め枝をはさむV字の指があるレインボージャクソンカメレオンなどが展示されています。大将は、はさむ力では甲殻類最強のヤシガニです。

なかがわ水遊園では8月16日まで主役の投票を受け付けていて、海の日のこの日も朝から大勢の家族連れが訪れ「今年の主役」を決めていました。