絶滅危惧のアムールトラを一般公開 那須どうぶつ王国
那須町の那須どうぶつ王国に15日、絶滅が心配される新たな動物が仲間入りしました。
一般公開が始まったのは、アムールトラの雄、令(れい)です。アムールトラは、ロシアや中国の一部に生息する世界最大のトラで、大きい個体で体長およそ3メートル、体重およそ300キログラムに成長します。
令は施設が行っている絶滅が心配される動物の保存プロジェクトの一環で秋田県からやってきました。2019年9月生まれの2歳で、体長はおよそ2メートル、体重はおよそ180キログラムあります。マイペースな性格ということで、目の前にいる大勢の客に少し驚いていたものの、落ち着いている様子でした。
令が生活する施設は、クラウドファンディングの一部を活用して生息地のシベリアに近い環境が整えられていて、のびのびと生活する姿が
間近で見ることができます。