派遣前に知事に報告 開発途上国支援 JICA海外協力隊
開発途上国を支援するJICA国際協力機構の海外協力隊として派遣される県内出身の隊員4人が12日、福田富一知事を表敬訪問しました。
福田知事を訪れたのは、マダガスカルに派遣される足利市出身の中里大介さんとカンボジアへ派遣される佐野市出身の林健司さん、スリランカに派遣される宇都宮市出身の沼野彩香さんと、宇都宮市出身でメキシコに派遣される篠原優衣さんの4人です。
海外協力隊は「開発途上国の経済や社会の発展、復興への寄与」などを目的に、日本で培った知識や経験を生かして2年間活動するものです。
4人はそれぞれの派遣先で障害がある子どもたちの支援や農業機械の普及によるコミュニティ開発、教員などとして活動する予定です。
隊員から志望動機などを聞いた福田知事は「くれぐれも気をつけて目的を達成して、一回りもふた回りも大きくなって戻ってきてください」と激励しました。