■皆さん楽器は以前から弾かれてたのですか?

TATTSU:私は小さい頃にピアノをやってたんですけど、ドラムは3年くらい前にX JAPANの「DAHLIA」を聴いて、YOSHIKIさんに憧れて、それで始めたのがきっかけです。

れいな(キーボード):れいなは小さい頃からエレクトーンをずっとやってたんです。でもエレクトーンはストリングスだったらその音だけしか出せないんですけど、キーボードだとストリングスとピアノの音が同時に出せるので「スゴイ!」って思いました。あと、それまでずっと楽譜には音符しかないと思ってたんですけど、Aマイナーとかのコード記号を初めて見て、エレクトーンにはコードがないので、コードが出せることにビックリしました。

■エレクトーンではどんな曲を弾いていたのですか?

れいな:「となりのトトロ」とか、好きなアニメの曲を弾いていました(笑)。

一同:(爆笑)。

愛華(ボーカル、ベース):愛華も鍵盤をやっていたんですけど、ベースっていう楽器がカッコいいなーと思って。低音が体に響く感じが好きですね。

SACCHIN(ギター):私は、実は最初ベースを弾いてたんですよ。ギターを弾き始めたのはMARIAを結成してからなので1年ちょっとです。私もベースだと、ツインベースじゃなくって、トリプルベースになっちゃうんで(笑)。

■なるほど。前のバンドの頃からツインベース編成だったんですね。

あゆか:私も小さい頃に鍵盤をやってたんですけどヤメちゃって、それから中学の時にアコースティックギターを始めたんですけど、アコギは弦が固いので指が痛くて、その時アコギもヤメちゃったんです。それから2〜3年くらい間が空いて。その後、高校の時にバンドをやってみないかという話を頂いて、それからエレキギターを始めました。

舞衣子:舞衣子はZONEを始める頃からなので、中学2年ぐらいですね。もともとはバンドよりダンスの方が好きだったんですけど、ZONEも初めの頃はそういう感じだったし。最初はベースとギターの違いが分かりませんでした。お兄ちゃんが家でベースを弾いてて、その音はなんとなく聴いてたんですけど、それがベースの音だということは知らなくて。それで、バンドをやることになった時、「こっちの音の方が好きだなー」と思ったのが、ギターではなくベースだったという感じです。