透明感あふれる肌と、ほがらかな笑顔がすてきな上野樹里さん。普段どんなスキンケアをしているのか、お手入れ法から生活習慣や食事まで、美肌の秘訣を教えてもらいました。

すっぴんからキレイに!美肌をつくるジュリ's ルーティン

「ファンデなしで撮影に臨めるくらいすっぴんからキレイになるのが目標です!」と話すのは、女優の上野樹里さん。多くの読者から、どんなスキンケアをしているのか知りたいという質問が届きました。今回は、美肌をつくる習慣について、教えてもらいました。

上野樹里さんの玄米ご飯を使ったおいしそうな食卓<写真>

●肌にはやさしく。オーガニックコスメを勉強中

肌が敏感なので「ゴシゴシしない」が基本

「乾燥しやすい私の肌。皮膚が薄くて少し敏感なところもあるので、ゴシゴシ洗いは禁物。ぬるま湯で優しくなでるように洗っています。保湿は2ステップとシンプル。洗顔後に、オーガニックコスメ『アムリターラ』の化粧水とクリームを優しいタッチでつけたら、普段のスキンケアは終了!」

メイク落としはとにかくゆっくり丁寧に

「メイクオフには、皮脂を落としすぎない米ぬか酵素の洗顔パウダーを使っています。美容液を肌に伸ばす感覚でゆっくりゆっくりなじませたら、洗い流しもゆっくり丁寧に。ドラマ撮影時のメイク落としもこれ1本でOKなのですが、ラメやパールが落としきれないときは、『ザ・フィンギー』という発酵ローションでふき取りを。このローションは鎮静、消炎効果があるので、ニキビケア用としても愛用中」。

オーガニックコスメ、ただいま勉強中です

「ニキビができたらメイクで隠し、そのせいでさらに肌に負担がかかり、ニキビが増える…。そんな悪循環を繰り返すうち、肌に負担のない、安心、安全なコスメをつけていきたいと思うようになって。ナチュラルなものだけでスキンケアもメイクも統一してみようと、オーガニックコスメについて勉強している最中です。ナチュラルなものはつけていて気分がいいし、つけ心地も軽やか。表情が豊かになって、心から笑顔になれる気がします」。

 

●体の巡りのために運動を。他人と比べず自分を大切に

走ったりピラティスしたり。なるべく動いて顔色よく

「メイクでカバーしすぎなくてもいいよう、体の巡りをよくして、顔色を明るく保つことを心がけています。私の場合、血行アップには有酸素運動が最適。歩きより少し高いくらいの心拍数で走ったり、4〜5日に1回、ピラティスに通っています」。

シルクのパジャマで睡眠が快適になりました

「身にまとうものを選ぶときは、実際に着て、体と心がどう感じるかを大切にしています。シルクのパジャマもそうして選んだもの。気分的にはデザイン重視のおしゃれなパジャマも着たいけれど(笑)、着ていて気持ちがいいのはやっぱり天然素材のものなんですよね」。

体と心を健やかに保つために。無理しない、他人と比べない

「自分をしっかり見ることは、体と心を健やかに保つために、とても大事なことだと思ってます。自分はなにが好きで、なにをしたいのか…心の声に耳を傾ければ、無理をしたり、人と自分を比べることがなくなって、自分を大切にできると思うから」。

●食を大事にして、肌も体調も整える

不調のサインを見逃さず食事で体調リセット

「今日は顔色がよくないな、おなかがはるな…。そんな体からのサインに気づいたら、食事を見直します。ときには“野菜だけをおいしく食べる日”を夫婦2人で設定することも。体の中は見えないからこそ、観察して、サインを見逃さないようにしています」。

「まずスープ」で食欲を整えるとうまくいく!

「ジャンクなものが食べたい日も、もちろんあります(笑)! そんなときは果物やつくりおきしているスープで、食欲をセーブ。よくつくるのは、旬の野菜を皮ごと煮込み、海塩とコショウで味をととのえたスープ。野菜から出るうま味で、大満足のおいしさに!」

玄米にしてからごはんが楽しい!

「わが家の主食は玄米。有機栽培の玄米と雑穀、小豆を混ぜて炊飯用の土鍋で炊いたあと、炊飯器で保温。寝かせ玄米にして食べています。モチモチプチプチした食感で、ご飯だけ食べても、おいしいし楽しい! 白米派だった夫も、今では玄米派になりました」。

ドラマの撮影中は愛夫弁当で健康管理

「結婚してからしばらくは、『仕事と家事を両立するぞ!』と意気込んでいました。でもそんな私の姿を見て、次第に夫が家事を担ってくれるようになったんです。ドラマの撮影時には、お弁当もつくってくれて!健康管理にもなり、ありがたいなと感謝しています」。

旬のものがおいしいって気づきました

「先日、季節外に好物のタラの芽を食べたらイマイチで…。おいしさがピークになるのは、やっぱり旬の時期なんだなと実感したんです。栄養価が高まるのも旬。自然のサイクルに沿った食生活を送ることが、おいしく、健康に暮らすコツなのかなと思っています」。