貯め体質になる財布術。小遣いは「年払い制」で専用財布に
「なぜかお金が貯まらない…」という人は、財布の使い方に問題があるのかも? 予算が守れなくて赤字になる人や、家計に悩んでいる人は必見! 年80万円貯める読者のわんぱちさんに、貯まる家計になるための財布の整え方を教えてもらいました。
4つの財布を使い分けて貯めるワザ
予算を守って年間80万円を貯める、読者・わんぱちさんのお財布術を紹介します。
<わんぱちさん(仮名・愛知県・28歳)>
中学の同級生だった夫(28歳)と、3年前に結婚。ESSEの家計記事でやりくりの方法を学んで年間80万円以上を貯蓄し、昨年注文住宅のマイホームを購入。
●わんぱち家では4タイプの財布を使い分け!
わんぱち家では、4タイプのお財布に分けて使い方を変えています。その中で、今回は(3)と(4)のお財布の使い方について教えてもらいました。
(1) メイン財布(こづかい&カード類)
(2) がまぐち財布(食費)
(3) スケルトン財布(医療費・日用品費)
(4) ポーチ&ミニ財布(被服・美容・美容院費)
(3) 日用品&医療費用スケルトン財布
こちらは日用品と医療費の2つを分けたスケルトン財布です。
<日用品は手書きリストをつくって月に一度まとめ買い>
月末に残りが少なくなった日用品のリストをつくり、月初にまとめ買い。「毎月ほぼ3000円で買いたして、1か月を乗りきります」。
買うものは固定!
ものを増やしたくないので、ストックはもたない主義。「買うものの定番を決めたら、ムダ買いもムダな在庫もなくなりました」。
<固定費は給料日に振り分けて透明ケースに収納>
日用品と医療費は固定費扱いにして、余った月は翌月に繰り越し。「多くかかる月は必ずあるので、繰り越し分で赤字を防いでいます」。
(4) こづかい用ポーチ&ミニ財布
被服費(ピンク)、美容院費(黄色)、美容費(黒)などのこづかい分は3つに分けて管理しています!
<今年からこづかいを年払い制に!>
こづかいはたくさん使いたい月もあればあまり使わない月もあるため、思いきって年予算に変更。こちらは月の収入からではなく、ボーナスから取り置くようにしているそう。「予算別にポーチに入れ、計画的に使っています」。
<プロの診断を受けて物欲が激減>
パーソナルカラーや骨格診断、顔タイプなどをプロに診断してもらい、洋服選びの基準に。「あれこれ目移りして買うことがなくなり、ムダ買いが激減」。
<モニターアンケートでプチ稼ぎしてご褒美代に>
キューモニターのアンケートなどで、年5万円をプチ稼ぎ。「化粧品や観劇チケットなどに使って、やりくりの息抜きにしています」。
<化粧品やスキンケア用品は口コミチェックでムダ買いをなくす>
新製品を試すときは、「アットコスメ」のサイトや雑誌で口コミをチェック。「口コミを参考に総合的に判断して、納得の品を選びます」。
●貯めるためにやっていることとは?
最後に、貯めるためにやっているコツを教えてもらいました。
<長く財布を使うため定期的にお手入れする>
財布をきれいに使いたいので、ときどきクリームを塗ってお手入れ。「財布を大事にすると、自然とお金も大事にする気持ちに」。
<キャッシュカードは持ち歩かない>
口座からお金を下ろすのは、月1回、決めた予算分だけ。「ちょこちょこ引き出さないように、キャッシュカードは持ち歩きません」。