山田涼介がお手本にしたい“かわいい”代表、「NGを出すと抱きついてくるんですよ」
“かわいい”を武器に生きてきたあざかわ男子と26年恋愛経験ゼロのロボット女の遅すぎる初恋を描く、オシドラサタデー『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』。ド直球のラブコメ作品で主人公のあざかわ男子・丸谷康介を演じるHey! Say! JUMP・山田涼介にインタビュー。
【写真】山田涼介が”かわいい“のお手本に名前をあげた千葉雄大、20歳の頃がさらにかわいい
本格ラブコメに初挑戦!
初めての経験なので、どうなりますかね。ラブコメもですが、30分というドラマの枠も初めて。すごくテンポよく物語が進んでいきます。芳根(京子)さんが演じる恋愛経験ゼロの和泉と、仕事も恋も求められる側の康介の不器用なふたりの恋の物語の中で、ここにコメディー要素をぶち込んだのか! という感じで笑いが入ってくる。康介が自分の消費期限が近いことに、なぜ気づいてしまったのかにも注目してほしいです。
共演者(芳根京子、古田新太、大橋和也)のこと
芳根さんとは映画『記憶屋 あなたを忘れない』('20年)で一度共演したので、またご一緒できると聞いて非常にうれしかったです。僕、台本にないことを言ったり、わりと自由度が高い芝居をするタイプ。そんな僕の投げたボールをしっかり受け止めて返してくれる方なので、安心感があります。
(康介につきまとい、不安な気持ちにさせる謎の人物役)古田さんは、ドラマ『左目探偵EYE』('10年)以来の共演。16歳で単独初主演した作品で、重い内容の物語だったので自分のことでいっぱいいっぱいで。正直、当時の古田さんのことをあまり覚えていなくて。台本どおりにいかない方だと思うので、どんなボールを投げてくるんだろうっていうワクワク感が強いです。きっと、僕、投げ返すのに必死になると思う(笑)。
なにわ男子の大橋くんは、この作品で一緒になるまでほぼ面識がなかったですね。だから、これから知っていくことになると思う。彼が演じる一ノ瀬は、元気なキャラクター。監督には、そのままでいいと言われたみたいですが、お芝居に変換したときにどう見えるのか心配と楽しみ、みたいな感じです(笑)。
“かわいい”のお手本は……
きっと、世間のみなさんの僕に対するイメージのひとつが“かわいい”ということなんですよね。見た目だけでいうと、かわいい寄りだとは思っていますが、性格はすごくかわいくないので(笑)。かわいいものを見て「わぁ〜!」ってなるタイプでもないし。僕として康介は、自分とかけ離れた人物だと思っています。
参考になりそうな人は、誰かな? 基本的に男性の言動に対して「かわいい」と思うタイプじゃないので。そうだな、千葉(雄大)くんとか。
ドラマ『もみ消して冬 〜わが家の問題なかったことに〜』で共演したんですが、NGを出すと抱きついてくるんですよ。あざとさを狙ってやっているわけではなく、素でかわいい男性だと思うので、バーチーを思い出しながらやろうかな。
5月で29歳に。20代を振り返って
好きなこともやれて、お仕事もたくさんさせていただいて充実した20代を過ごしていますね。とらわれすぎないというか、言われたことを忠実にやっていればいいということではなく、自分の欲というものも大切にするべきだということを、誰にではないですが、20代で学びました。
去年9月にYouTubeで『LEOの遊び場』という大好きなゲームのチャンネルを開設しました。プロゲーマーの方々が「本当のゲーマーだよ」と認めてくれたことが大きかったです。やりたいけれど、そのためには実力が伴っていないと、と思っていたので。
このゲームチャンネルも好きなことのひとつ。自分の欲も大切にすることで生きやすくなったと思います。タレントですが、ひとりの人間でもあるので。恋愛に関しては、その人の色が出るものだと思うから10代だろうが、20代だろうが、30代だろうが、スタンスだとか考え方ってそんなに変わらないんじゃないかな。“よく笑う人”とか“気配りができる人”とか、これまでの取材で答えてきた僕の恋愛観も変わらないと思います。
オシドラサタデー
『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』
(4月16日スタート、テレビ朝日系、毎週土曜、夜11時30分〜)