服を捨てて、お気に入りの服だけが並ぶ最強のクローゼットをつくるコツまとめ
暖かい日が続く4月はワードローブ整理のチャンス。服を減らして、お気に入りの服だけが並ぶ最強のクローゼットをつくってみませんか? ESSEonlineで人気の服を減らす記事、おうちでニットやカーディガンなどの冬ものを洗うコツについての記事をまとめました。
不要な服120着を処分した、その後。いつもクローゼットに着たい服がない理由
クローゼットはパンパンなのに、なぜか今着たい服がない…。そんな悩みに正面から向き合ってみました。今回100着以上を捨ててみて気づいた「着たい服がクローゼットにない理由」をお伝えします。
●服捨てる春。マワハンガーのおかげでさらに100着を処分
ちょうど1年前に「不要な服120着を処分。マワハンガーでクローゼットが変わった」という記事を書きました。服を大量に処分してハンガーラック3つを処分し、備えつけのクローゼットに手持ちの服すべてを収納したのですが…。その後の顛末をお伝えします。
●80本まで増えたマワハンガー。服をかけすぎてシワクチャに
服を大量に処分した1年前。しばらくはその状態をキープしていたものの、1年かけてゆっくりと服が増え、リバウンドしてしまいました。
基本的に買い物が好きなので、クローゼットのスペースがあいたことで「まだ服が入る! また服が買える! ヒャッホー!」という気持ちになってしまったのです。
前回は片づけの仕上げに型くずれしない、ずり落ちないドイツの高級ハンガー「マワハンガー」を20本買いました。丸いフォルムが肩のラインにフィット。少しベタついたような素材のおかげでずり落ちません。
そんなマワハンガーも今や80本まで増え、結果としてクローゼットが以前にも増してギュウギュウに。
本当はハンガーの間隔をあけて服と服が触れ合わないようにすれば服を選びやすく、取り出しやすいはず。でもハンガーが増えた今、少しベタつくマワハンガーのおかげで服が取り出しにくいことこの上なく、服が重なったままシワクチャになっていました。
そこで1年前のようなすっきり、取り出しやすいクローゼットに戻すべく、「着ない服」を選り分けました。
●まだ着られるのに捨てた理由
ここでは今回処分することを決めた服とその理由をまとめつつ、増やさない工夫を考えたいと思います。
セントジェームスのボーダーTとグリーンレーベルのカーディガン。どちらもまだきれいなのですが、太ったせいできつくなってしまいました…。
ジャーナルスタンダードのスカート(右)。すべすべシャカシャカした素材とふわっと広がるAラインがドレッシーな1枚です。こちらを手放す理由は、テレワークが増えたこと。家の中でこのスカートを着たくないので必要ないと思いました。
こちらのノースリーブニット(3色買い!)とミントグリーンのスカートは去年の夏によく着ていたのですが、コットンでないため着心地が固く、またお手入れが大変なので手に取らなくなってしまいました。今年の夏は着ないだろうと思い、処分します。
カラーパンツも2色買い…。まだまだトレンドなのですが、シワを気にしながら大切に履くというのが今の気分ではなくなりました。シワが気になる素材やアイテムは今後も買わないほうがよさそうです。
また、イロチ買いすると着心地やラインが気になった際にまとめて着なくなるので、「気に入ったアイテムは1つのみ」を徹底していきたいと思います。
スカート類は、ポケットがついていないものも自然と履く機会が減りました。これも今後買い物をする際に「ボトムスはポケットつきがマスト」とルール化したいと思います。
洋服と「見栄」を手放しすっきり暮らす。クローゼットがお気に入り空間に
新年度が始まり、今年度こそはすっきり暮らしたいと考えている方もいらっしゃるのでは? インスタグラムで日々すっきり暮らす方法を提案しているsumiさんも、以前はモノが多くて片づけに時間がかかっていたそう。しかし、簡単にできることから始めた結果、モノを手放すことに成功! 今回は、sumiさんが最初に始めたことについて教えてもらいました。
●片づけの時間がかかっていたのは「モノが多い」からだった
長男が生まれた頃は、マキシマリストの主人と私のモノに子どものモノが加わったことで、毎日の片づけと掃除で午前中がつぶれていました。
子どもとの時間をたくさんつくりたいけれど、ちゃんと家事もこなしたい。そこで、なぜ片づけと掃除に時間がかかるのか考えたところ、原因は「モノが多い」からだと気づきました。まずは判断がしやすい自分のモノから手放そうと思い、始めたのが服の片づけです。
●自分なりの服を手放す基準を決めた!
・1年以上着ていない
・劣化が目立つ
・着心地が悪い
・サイズが合っていない
・気分が上がらない
私はこの5つを意識して、朝着替えるときや子どもがお昼寝しているときに、洋服をコツコツと手放していきました。
●コツコツ減らして200着→30着に!
整理していくと、産後の体型の変化や年齢を重ねて似合わなくなったもの、赤ちゃんとの暮らしで着なくなった服がたくさんありました。
3年かけてコツコツと服と向き合って手放していった結果、200着以上あった服も気がつけば30着に。たくさんの服で溢れていた頃は、服はたくさんあるのに毎日着るものがないと思っていました。
しかし、それは着る服がないのではなく、着たい服がなかっただけ。今は毎日着たい服ばかりです。
●1シーズンを10着程度で着回す
たくさんの服を手放して、今ではワンシーズン10着程で着回しています。
おかげで、毎朝の支度で悩むこともなくなり、服を探すこともなくなりました。すべての服を把握して自分の好みを知ることで、買い物の失敗も減り節約にも繋がっています。
また、全ての服をかける収納にすることで、衣替えをする手間もなくなりました。クローゼットに余白もできて、風通しのよい空間となり、着替えが楽しくなるお気に入りの場所に。
50代、春を心地よくする片づけ。増えた分の服を手放し、ソファはカバー変更
春は気持ち新たに迎えたいもの。そこで、不要になったものを手放したり、家具を変えたりする人も多いのではないでしょうか? 50代で心地よい暮らしを意識している50代ブロガーの中道あんさんに、今年の春、手放したものや新しくしたものを教えてもらいました。
●クローゼットの服を処分、ソファを一新。気持ちよい春を迎えるために
気分をすっきりと始めるにはまず要らないものから処分していくこと。手始めにクローゼットの要らないものを処分。ここ1年間で着なかった洋服をどうするかを考えました。
●私の処分する基準
じつはコロナが猛威を奮っていたこともあり、ほとんど家にいました。だからオシャレを楽しむというより、家では犬とたわむれて爪で引っかかれても、汚れても気にならない。お手入れも楽ちんなスタイルで過ごしていました。この冬はユニクロのカシミヤセーターとデニムが定番。暖かいし洗濯にもタフだし、毎日コレでした。そうすると、お出かけ着でもないワンマイルウエアの出番がなくて…。きっと来年も着ないだろう。という服を処分することにしました。
ヘビーローテーションできたセーターは洗濯頻度も高く消耗しており、残念ながら寿命も短い。これを来年また着ようとは思えません。十分に元を取ったと割りきって断捨離します。
●ワクワクしないものは処分
この春には新しい服を購入したので、増えた分だけ処分することにしました。ちょっと前までのお出かけ着はきっともう出番がありません。少し前のお気に入りが今もときめくとは限らないからです。手放す決め手は鏡の前で着てみること。きっと、「なんだかな〜」と感じることでしょう。だってワクワクする新しい服が出番を待っているのですから。もう手放すしかありません。
家で上手に冬物洗い。ニットやカーディガンが長もちする洗い方、しまい方
冬の間活躍したニット。おうちできれいに洗濯したいけど、カーディガンやタートルネックはどう洗えばいい? 上手に保管する方法はある? と疑問に思うことも。そこで、クリーニングのプロである白洋舎の方々におうちでニットを洗うときの素朴な疑問について答えてもらいました。
●プロが教える冬物衣類のケア方法
おうちでニットを上手に洗うときの素朴な疑問を、白洋舎のプロに答えてもらいました。
●Q タートルネックやカーディガンを洗うコツは?
A:汚れやすい部分は注意してケア。ボタンは閉めて!
基本の洗い方はニットのセーターと同じ。「カーディガンはボタンを閉め、型崩れを防止」
「タートルネックは首元の内側が汚れるので、ネック部分を表に返してたたみ、つかみ洗いを」
●Q ニット帽や手袋はどのくらいの頻度で洗う?
A:汚れが気になったらその都度洗濯を
冬用の小物は汚れがつきやすいので、気になったら洗濯を。洗い方の基本はニットのセーターと同じです。
「ニット帽はおでこ、手袋は指先や手のひらが汚れやすいので、重点的につかみ洗いして」
ニットのセーターをおうちで洗う。クリーニング代の値上げにも負けない
クリーニング代が値上げになった今、おうちできれいに洗濯をすれば、節約に! セーターをおうちで上手に洗って風合いよく仕上げる方法を、クリーニングのプロである白洋舎の方々に教えてもらいました。
●プロが教える!ニットのセーター洗濯術
「水洗い可」のニットのセーターは優しく手洗い&洗濯機で脱水を! 汚れた部分を重点的に落とせば風合いを損なわずに仕上がります。
●1 汚れている部分を表にたたんで押し洗い
汚れがつきやすい部分が表になるようたたみ、オケにおしゃれ着用中性洗剤を表示どおりに入れた洗剤液に浸します。「汚れた部分はつかみ洗いして、全体を押し洗いしましょう」
前身ごろを外側に縦半分にたたみ、肩、袖を1回ずつ折ってから身ごろを半分に折ると、汚れやすい衿、袖口、脇の下が表に。
衿元、袖口、脇の下など皮脂汚れがつきやすい部分は、手で軽くにぎってから離すのを数回繰り返すつかみ洗いを。
ニット全体は押し洗いを。両手で押して洗剤液に沈め、両手で持ち上げるのを数回繰り返す押し洗いで汚れを落とす。
●2 水を換えて2、3回すすぐ
水を換え、洗剤を入れずに押し洗いを2、3回繰り返して、ニットをすすぎます。「最後のすすぎのときの水に、柔軟剤を表示どおりに溶きましょう!」
すすぎの最後の水に柔軟剤を入れると、型崩れや静電気が起きにくくなり、繊維もやわらかく仕上がります。