「基本給14万6000円。年昇給は500円です」警備業20代男性の嘆き

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青森県在住で20代後半の男性(未婚)は、警備業で正社員として働いているが、

「基本給は14万6000円程度だが、会社規定で月31日あるときは177時間働かないと基本給全額来ない。年昇給は500円。残業代で稼ぐしかない」

と嘆く。177時間働いてやっと14万6000円ということは、時給換算すると830円にも満たない。(文:福岡ちはや)

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「辞める人が多く、業務量も新たに増えて給料に見合わない」

青森県の最低賃金は822円だが。「警備業なので(勤務)時間もまばら」だという。これではアルバイトで気楽に働いたほうがいいくらいかもしれない。男性は、

「自分は2年目。残業37時間で手取りが17万円くらい。雪国なので車生活が当たり前。車のローンなどいろいろ支払いがあり、貯金など到底できない。面談などで『給料アップを考えてる』と(会社は)言うが、その気配なしでみんなが相談するが一向に変わらず。辞める人が多く、業務量も新たに増えて給料に見合わない。転職も考えてる」

と胸の内を明かした。会社が待遇を改善するつもりがないのなら、早いうちに転職するほうがいいかもしれない。

薄給に悩まされる20代のキャリコネニュース読者はほかにもおり、

「非正規雇用でダブルワーク不可の割にお給料が安いため、1人暮らしで生きる分にはなんとか生活はできるものの、不安ばかり」(手取り18万円/女性20代後半/千葉県/流通・小売系/契約社員/未婚)

という声も寄せられていた。