八幡浜フェリーターミナル移転 老朽化の桟橋・旅客ビルも新装 四国〜九州航路に弾み
現桟橋のお隣の「出島」へ移転します。
「四国の玄関口」装い新たに 八幡浜フェリーターミナル
四国の西部、愛媛県八幡浜市のフェリーターミナルが2022年4月1日に移転、新規開業します。
新しい八幡浜フェリーターミナル(画像:八幡浜市)。
八幡浜港には大分県の別府港へ宇和島運輸フェリーが、臼杵港へ同フェリーと九四オレンジフェリーが就航する、四国の玄関口です。現桟橋とターミナルビルは建設から半世紀近くが経過し、老朽化していました。
新たなフェリーターミナルは、現桟橋のすぐ近くの埠頭「出島」に整備。桟橋は現在就航している3000トン級から、4000トン級に大型化しても対応できるといいます。新ターミナルビルは4階建てで、最上階は展望デッキと津波避難施設を兼ねるなど、今後予想される南海トラフ地震などに備えたつくりとなっています。
開業に先立ち、3月19日、20日の土日には無料の内覧会が行われます。海上自衛隊の掃海艇「みやじま」も寄港し、自衛隊ブースが出展されます。