JR西日本 津山線で新観光列車を運行 キハ40系改造 車体は淡いピンク色
車体には四季折々の花びらもデザイン!
車内では食を提供
JR西日本岡山支社は2022年3月17日(木)、2022年夏に開催される「岡山デスティネーションキャンペーン」を契機に、岡山県北エリアへ向け津山線を運行する新たな観光列車「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」の概要を発表しました。
新たな観光列車「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」の外観デザインイメージ。ヘッドマークを装着しないで運転する場合がある(画像:JR西日本)。
「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」となるのはキハ40系ディーゼルカー1両(座席定員44席)。外観は、岡山県北エリアに名所として点在する桜をイメージした「淡いピンク色」の車体に、風に運ばれた四季折々の花びらをデザイン。花びらが旅人を包み込み、沿線の町や人、観光スポットを華やかにするイメージとしています。
運転区間は津山線の岡山〜津山間。全車普通指定席の快速列車で、金・土・日曜日は臨時列車として1両編成で、月曜日は定期列車に併結してそれぞれ1日2往復します。
車内ではアテンダントが沿線の案内や列車の旅をサポートするほか、乗客すべてに特製弁当またはスイーツと沿線のお土産品を提供しまます。
料金は岡山〜津山間で大人ひとり片道で6000円程度を予定。弁当またはスイーツや、途中停車駅でのお土産品などの車内サービスときっぷをセットにして、観光型MaaSアプリ「setowa」や、主な旅行会社での販売を計画しています。
キハ40系の「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」は6月下旬ごろまでに改造工事を施し、7月1日(金)から運行を開始する予定。観光列車として運転しない日は、定期列車として運転する場合があります。