西大井駅〜大森駅むすぶ 品川区初のコミバス「しなバス」 28日運行開始
まずは3年間の実証運行が行われます。
20分で駅相互を連絡
品川区コミュニティバス「しなバス」の車両イメージ(画像:品川区)。
品川区は2022年3月15日(火)、品川区では初となるコミュニティバス「しなバス」を3月28日(月)に運行開始すると正式発表しました。JR横須賀線の西大井駅と、JR京浜東北線の大森駅とを結びます。
運行が始まる「しなバス」は、西大井駅東口から滝王子通りを東進。池上通りに入って品川歴史館から再び東進してJRを越え、桜新道を南進して大森駅へ向かいます。
西大井駅〜大井第一小学校までは東急バスの「井05」系統と同じルートですが、「井05」は大井町駅へ向かう路線で、こちらは大森駅へ向かいます。
運行時間は西大井駅で朝7〜夜20時半まで28便。30分間隔で運行され、所要時間は20分。車両は日野自動車の「ポンチョ ショート」(定員29名)が、バス停標識は交建製の「しらゆり型ST」が使用されます。バスは3台で運用され、カラーリングはそれぞれ赤・オレンジ・青の3色となっています。
運賃は220円(こども半額)。運行は東急バスが担当し、東急バス一日乗車券が利用できるほか、「東急バスナビ」に対応しています。また、10回分2000円の回数券も発売されます。
「しなバス」という愛称は公募267件の中から「お年寄りでも言いやすい」「なじみやすい」「幅広い世代が親しみを持ち、覚えやすい」「都バス、東急バス、京急バスに対して言い分けやすい」などの理由で選ばれたといいます。
実証運行としてまずは3年間運行。その実績に基づいて、それ以降の運行については別途検討される予定です。