ロシア海軍 駆逐艦や潜水艦ら7隻が北海道周辺を航行 防衛省
ウクライナの戦闘の影響はあるのでしょうか?
ロシア潜水艦3隻が相次いで北海道沖に出現
防衛省・統合幕僚監部は、2022年3月14日(月)午前0時頃、北海道宗谷岬の南東約130kmの海域においてロシア海軍の潜水艦や駆逐艦など計6隻が航行するのを確認したと発表しました。
確認されたのはロシア海軍のウダロイI級駆逐艦1隻、キロ級潜水艦3隻、マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦1隻、ゴーリン級航洋えい船1隻で、これら艦艇は宗谷海峡を西進したそう。これに対し海上自衛隊は、青森県の大湊基地を母港とする第7護衛隊所属の護衛艦「まきなみ」により、所要の情報収集や警戒監視を行ったとしています。
ロシア海軍のキロ級潜水艦(画像:統合幕僚監部)。
それに続いて同日午前9時ころには、今度は津軽海峡を航行するロシア海軍のズヴョズドチカ級兵器輸送艦1隻を確認しています。こちらは、青森県の下北半島北東端に位置する尻屋崎の東北東約70kmの海域において発見したのち、津軽海峡を西進して日本海へ向かったとのこと。
こちらには北海道の函館基地を母港とする海上自衛隊第45掃海隊所属の掃海艇「いずしま」が所要の情報収集や警戒監視に就いたそうです。
これらに先立って3月10日(木)には、ロシア海軍の駆逐艦やフリゲートなど計10隻が津軽海峡を西進し日本海へ向け航行しており、ロシア艦船が活発に日本周辺海域を動いていることが確認されています。