ラウール・デ・トマス、今季2度目の“バルセロナ・ダービー”に憂懼「選手たちが…」

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 エスパニョールのスペイン代表FWラウール・デ・トマス(RDT)が、13日に行われるラ・リーガ第24節バルセロナ戦へ意気込みを語った。10日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 昨シーズンのセグンダ王者エスパニョールはラ・リーガ第23節終了時点で7勝6分10敗の13位。上位進出を図りたい同クラブは13日に行われる第24節でバルセロナとの“バルセロナ・ダービー”に臨む。

 昨年11月20日に行われた“バルセロナ・ダービー”では主審の不可解な判定が物議を醸すと、試合後にRDTも不満を吐露。同試合を振り返ったRDTは「僕たちは素晴らしい試合をしたし、もっと多くのものを得る価値があった。結果以外はすべて思い通りに運んでいたんだ。この試合では他のアクションではなく、選手たちが主役であることを望む」と憂懼。続けて「あのペナルティは非常に厳しかった。審判についての議論は避けるし、すべてがうまくいくことを願っている」と胸中を明かした。

 公式戦直近5試合で未勝利のエスパニョール。不調のチーム状況で迎える“バルセロナ・ダービー”について、RDTは「他の試合とは違う。チームは勝利への意欲を持ち、積極的に取り組んでいる」と言及。また「僕たちはファンとともにあり、彼らが何を望んでいるかを知っている。うまくいくときもあれば、そうでないときもあるんだ。ファンが望むものを、見せてあげることができない時もあるけど、マイナスをプラスに変える努力をしなければならないし、僕たちはそれをするためにここにいる。今週末はそのチャンス」と“ペリコ(エスパニョールファンの愛称)”の前で勝利を飾ることを誓った。