郷土の誇り胸に氷上熱戦開幕 いちご一会とちぎ国体冬季大会
いちご一会とちぎ国体の冬季大会が24日、日光市で開幕しました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、栃木県が国へ「まん延防止等重点措置」の適用を申請する中、感染対策を徹底して7日間の大会が始まりました。
競技に先立って開かれた開始式では地元の高校生と県警音楽隊の合同演奏や小学生のダンスなどが披露されました。
そして、福田富一知事が「安全安心な開催をめざし、感染防止対策を準備してきました」と述べ冬季大会の開幕を宣言。
続いて県選手団を代表してスピードスケート少年女子の篠原侑愛選手とアイスホッケー少年男子の鈴木章史選手が選手宣誓を行いました。
一方で、全国各地で連日、新型コロナウイルスの感染者が過去最多を更新し、感染拡大を理由に大分県と宮崎県が直前で出場を取りやめました。
大会は来場者へのPCR検査の義務付けや原則無観客と異例の対応を取る中、24日から30日までの7日間行われ、42の都道府県のおよそ1200人が郷土の誇りを胸に熱戦を展開します。