いちご一会とちぎ国体の冬季大会が24日、日光市で開幕します。

23日は各会場で全国から栃木県入りした選手たちが練習を行いました。

会場のひとつ、霧降スケートセンターでは午前中、栃木県の成年の選手たちが氷の感触を確かめていました。

このうち成年男子で1500メートルと5000メートルに出場する山本大史選手はこのリンクでインターハイ優勝、インカレでは2位の成績を収めていて縁起のいいリンクだと話します。

栃木県出身の大学4年生コンビ宇賀神怜真選手、渡辺拓選手も地元で開かれる大舞台で1つでも上の順位をと気合を入れていました。

女子では500メートルの上鹿渡双葉選手、中長距離の北原もえ選手などが表彰台を狙います。

霧降スケートセンターは屋外のため風の影響を受けますが、寒さのため氷が硬くしまりスピードが出やすいリンクで記録の更新も期待されています。

一方、今市青少年スポーツセンターではショートトラックの前日練習が行われました。

栃木県選手団は少年、成年の選手全員が参加し、リレーのタッチの感触や加速の練習を繰り返していました。

冬季国体は24日午前10時から開始式が行われ、24日の大会初日はフィギュアスケートとショートトラック、25日からスピードスケート、26日からアイスホッケーが熱戦を展開します。

大会はすべて無観客ですが国体チャンネルでライブ配信が行われます。

冬季国体の運営局は23日、44の参加都道府県のうち大分県と宮崎県の2県が出場しないことを明らかにしました。

新型コロナウイルスの感染拡大が理由だということです。

国体チャンネルhttps://japangamestv.japan-sports.or.jp/