宇都宮市の中央図書館で利用されなくなった本を安く販売する「リサイクル市」が23日から始まり掘り出し物を求める人でにぎわいました。

リサイクル市は、古くなったり市内のほかの図書館と重複したりしている本を安く販売し、その収益で新たな本を購入する目的で行われています。

宇都宮市の中央図書館では23日、事前に申し込みを行ったおよそ30人がジャンルごとにずらりとならんだ雑誌や図鑑、文庫本などを吟味しました。

販売されている本はおよそ5,000冊で、雑誌や文庫本を1冊50円、分厚い大型の本も200円と安い値段で購入できるのが魅力です。

コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えていることもあり、訪れた人たちは充実した読書の時間をつくるため、また掘り出し物を求めるため会場をくまなく練り歩いていました。

リサイクル市は24日も行われます。