日光市を会場に行われる冬季国体の開催まであと2日に迫り、選手団を受け入れる宿泊施設は、感染防止対策の徹底とおもてなしで大会を成功させようと態勢を整えています。

世界遺産二社一寺に歩いて5分で行くことができる宿泊施設「ホテル清晃苑」では、冬季国体のアイスホッケー競技に出場する青森県と愛知県、それに栃木県の選手や関係者、合わせておよそ60人を1月25日から受け入れます。

大会の開催が正式に表明されたのが今月20日。

しかし、その翌日の21日、県が国にまん延防止等重点措置の適用を要請し、緊張が高まる中でも施設側は前を向いています。

ホテルは、3県の選手団が接触しないように食事の会場を別々にしたり、大会期間中は選手団のみの宿泊にしたりして協力の態勢を整えています。

そして、選手たちに良い成績を残してもらいたいと、食事は特別メニューを提供するといい、日光のブランド豚「ひみつ豚」の鍋や湯波の刺身など特産品を使った料理でもてなします。